Digitakt › 操作と機能
パターン長・スケール・スイング
未検証
できること
16ステップの枠を超え、トラックごとに異なる長さや速度を設定する。短いループでも、拍のずれ・三連・ポリリズムで長く変化する構造を作れる。
パターン全体の長さを変える
[FUNC]+[PAGE]でSCALEメニューを開く。- まずはPER PATTERNモードで、全トラック共通の
LENGTHを決める。 - 17ステップ以上にした場合は、グリッドレコーディング中に
[PAGE]でページを切り替えて編集する。
トラックごとにずらす
- SCALEメニューで
[FUNC]+[YES]を押し、PER TRACKモードへ切り替える。 - 対象トラックを選び、
TRACK LENGTHを変える。 SCALEを1Xのまま、まずはハイハットだけ15ステップにする。- 再生し、ハイハットの頭が少しずつずれていくことを確認する。
速度とスイング
SCALE:2Xなら同じBPMでトラックを2倍速く進める。32分の細かさが欲しいときに使う。3/4X:同じBPMの他機材に対して、三連系の動きを作る入口になる。SWING:[TEMPO]メニューで51〜80%に設定できる。まずは52〜56%程度の小さな変化から試す。
使いどころ
- キックは16ステップ、ハイハットは15ステップにして、長い周期でずらす。
- パーカッションだけ
2Xにして、細かな動きを足す。 - 4つ打ちに小さなSwingを加えて硬さを和らげる。
注意
- パターン長を伸ばすと、既存トリガーが新しいページへ自動コピーされる。不要なコピーを消してから作り込む。
- トラックごとの長さを変えると、Fillやブレイクの戻る位置が読みにくくなる。まずは1トラックだけで試す。
- Swingはパターン全体に効くため、マイクロタイミングと重ねる前に単独で確認する。
動画からの補足(マニュアル未照合)
長さの入れ方
- SCALEメニューでは、
[TRIG]キーを押すとLENGTHをその値に直接設定できる。17以上にするときは[PAGE]で次のページへ進む。[FUNC]を押しながらノブを回すと16ステップ単位で動く。表示は左が現在の長さ、右が使えるページの上限。 - 空のパターンをいきなり64にすると、打ち込みを4ページ分くり返すことになる。先に16ステップで1ページを作ってから伸ばせば、自動でコピーされる。
PER TRACKのM.LEN(MASTER LENGTH)とCH.LEN(CHANGE LENGTH)
M.LENは、全トラックがそろってリセットされる周期。INFにするとリセットされない。そのため次のパターンを予約しても切り替わらない。CH.LENは、予約したパターンへ切り替わるまでのステップ数。トラックごとに長さが違うパターンで、チェインやライブの切り替えのタイミングを決めるときに使う。- 例:トラックを48/32/12/14ステップにすると、聴くたびに組み合わせが変わる長い周期になる。
- 長いフレーズを録る例:トラック長64ステップ・
1/2X・M.LEN128にすると、1ステップが8分音符になり、128ステップ分の長いフレーズを1周で回せる。再サンプリング用。
テンポ画面
[FUNC]+[YES]で、BPMの扱いを「パターンごと」と「全体共通(GLOBAL)」で切り替える。パターンごとにすると、パターンを切り替えた瞬間にそのパターンに保存されたBPMへ飛ぶ。- TEMPOメニューの
[UP]/[DOWN]は、テンポを小数単位で細かく変える(離しても戻らない)。 - ナッジ(押している間だけ一時的にテンポを±10%ずらし、離すと戻る)は、メイン画面で
[LEFT]/[RIGHT]を押し続ける。TEMPOメニューを開かなくてよい。 [FUNC]を押しながら[TEMPO]を4回以上叩くと、タップテンポになる。LEVEL/DATAノブを押しながら回すと8 BPM刻みで変わる。- GLOBALテンポのときにTEMPOメニューで
[FUNC]を押しながらノブを回すと、[FUNC]を離すまで新しいテンポは反映されない(画面にPREP.が点滅)。曲間のテンポ変更を拍に合わせて切り替えたいときに使う。
(テンポ画面の項目は、マニュアル OS 1.54 p.22–23で確認した。)
出典:Making Patterns Longer Than 16 Steps Scale Menu - Digitakt Tutorial - Part 10、The Elektron DIGITAKT complete Deep Dive guide tutorial、The Infinite Random Melody Generator for the Digitakt's
関連
- 07 マイクロタイミング
- 04 条件トリガーとFill
- ポリリズムを段階的に組む
- 展開