Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 5 / 5
ループをSliceで組み替える
未検証手順 0 / 19 完了
行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
ステップ4でトラック8に畳んだ1小節のループを、Sliceマシンで16個の断片(スライス)に分け、順番を組み替える。元のパターンを打ち直さずに、ループの中のキックやスネアを別の位置へ動かせる。並びをランダムに作り直す機能もあり、変化を探すのが速い。
ゴール
Step : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
Slice : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 1
↑ 最後の16分だけ1拍目のキック準備
- ステップ4のパターンを開く。トラック8に1小節ちょうどのループがあり、ステップ1にトリガーが置いてある状態。
[FUNC]+[YES]で一時保存しておく。
Sliceマシンは素材全体を等分する。ステップ4でRLENを16にして録ったループは長さがちょうど1小節なので、16分割すると16分音符1つずつの断片になる。
手順
1. マシンをSliceに替える
[TRK]+[TRIG 8]でトラック8を選ぶ。[FUNC]+[SRC]を押し、MACHINEメニューを開く。[UP]/[DOWN]でSLICEを選び、[YES]で確定する。[SRC]を開き、GRIDのDATA ENTRYノブGを16にする。
SliceマシンのSRCページは、ノブEがSLICE(鳴らす断片)、ノブFがLEN(続けて鳴らす断片の数)、ノブGがGRID(分割数)になる。
2. 16ステップに断片を順に割り当てる
[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。- ステップ1のトリガーは残したまま、
[TRIG 2]から[TRIG 16]まですべてにトリガーを置く。 [YES]を押し、ALLOCATE SLICEメニューを開く。[UP]/[DOWN]でCREATE LINEAR LOCKSを選び、[YES]を押す。[NO]でメニューを閉じ、[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオフにする。[PLAY]で再生し、元と同じ順番でループが鳴ることを確認する。
CREATE LINEAR LOCKSは、置いてあるトリガーへ、1番目から順にスライス1、2、3……をパラメータロックとして割り当てる。
3. 1か所だけ並べ替える
[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。[TRIG 16]を押し続けながら、SLICEのDATA ENTRYノブEを1にする。[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオフにする。- 再生し、小節の最後の16分だけに1拍目のキックが入ることを確認する。
ステップごとのSLICEは、普通のパラメータロック。どのステップにどの断片を置くかで、同じ素材からまったく別のフレーズが作れる。
4. ランダムに崩して、気に入らなければ戻す
[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。[YES]を押してALLOCATE SLICEメニューを開き、CREATE RANDOM LOCKSを選ぶ。[YES]を何度か押し、押すたびに変わる並びを聴く。[NO]でメニューを閉じ、[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオフにする。- 気に入らなければ
[FUNC]+[NO]で一時保存へ戻す。
使いどころ
- 録ったドラムループを分解し、キックやスネアの位置を入れ替えて別のビートにする。
CREATE RANDOM LOCKSで候補を次々に作り、良い並びが出たらすぐパターンを保存する。SLICEをNOTEにすると、クロマチックモードの[TRIG]キーで断片を手で叩いて試せる。手で見つけた順番を、あとからグリッドへ置く。
注意点・失敗例
GRIDは等分だけ。長さが1小節ちょうどでないループは、分割点が拍とずれる。ステップ4のトリム画面で長さを整えてから使う。- 断片の途中で音が切れるときは、
[AMP]のHOLDとトリガーのLENを確認する。 - Sliceマシンもテンポには追従しない。BPMを変えたときにループの長さを合わせたい場合は、
WERPかREPITCHマシンを使い、BARSで素材の小節数を指定する。WERPは音程を保ったまま伸び縮みし、REPITCHは速さに合わせて音程も変わる。
保存
気に入った並びは、[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]でパターンを保存する。
関連
- サンプルをスライスする
- マシンを使い分ける
- ループを16分割して組み替える