Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 4 / 5
パターンをリサンプリングして1トラックに畳む
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行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
Digitakt自身の出力を録音し(リサンプリング)、鳴っているパターン全体を1つのサンプルにする。複数トラックで作ったループを1トラックへ畳めば、元のトラックが空いて別の音を足せる。さらに、畳んだループは逆再生や頭出しの入れ替えで、1つの素材として加工できる。
ゴール
録音前 : Track 1 Kick / 2 Snare / 3 Hat / 4 Bass → MAIN L+R を1小節録音
録音後 : Track 8 = 1小節のループ(トラック1〜4はミュートして空く)
準備
- 入門コースで作った基本パターン(16ステップ・
1X、トラック1〜4にKick、Snare、Hat、Bass)を開く。 - トラック8を空けておく。
MAIN L+Rは鳴っている全トラックを録る。ステップ1〜3で作ったTrack 6のアクセントが同じパターンにあり、ループへ畳みたくない場合は、先に[FUNC]を押したまま[TRIG 6]を押してミュートしておく。一緒に畳む場合は、手順5でTrack 6もミュートする。[FUNC]+[YES]で一時保存しておく。
手順
1. 録音の設定をする
- 再生を止めた状態で
[SAMPLING]を押し、SAMPLINGメニューを開く。 - DATA ENTRYノブGで、録音元を
MAIN L+Rにする。 - DATA ENTRYノブEで、録音の長さ
RLENを16にする。16ステップ(1小節)を録ると自動で止まる。 - DATA ENTRYノブFで、録音開始のしきい値
THRを低めにする。1拍目のキックで録音が始まる程度でよい。
MAIN L+RはDigitakt全体の出力をモノラルにまとめて録る。1トラックだけを録りたいときはTRK1〜TRK8を選ぶ。
2. 1拍目から録る
[YES]を押してアームする。[PLAY]を押してパターンを再生する。1拍目のキックで録音が始まる。- 16ステップを録ると録音が止まり、トリム画面が開く。
[STOP]で再生を止める。
アームしてから再生すると、録音の頭がパターンの1拍目にそろい、そのままループとして使える。先に再生してから録ると頭がずれる。
3. 切り取って保存する
[FUNC]+[YES]でプレビューし、[LEFT]でループ再生をオンにして、終わりから頭へのつながりを聴く。- つながりが悪ければ、DATA ENTRYノブAで
TRIM START、ノブCでTRIM ENDを少しずつ動かす。 [YES]でトリムを確定し、もう一度[YES]で保存へ進む。名前を付けて[YES]で確定する(トリムが気に入らなければ、確定後に[NO]で元へ戻せる)。- 割り当て先のトラックを聞かれたら
[TRIG 8]を押し、トラック8へ割り当てる。
4. トラック8で鳴らす
[TRK]+[TRIG 8]でトラック8を選ぶ。[TRIG]ページを開き、LENのDATA ENTRYノブCを1小節ぶんの長さにする。[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 1]を押してトリガーを置く。[RECORD]をオフにし、[PLAY]で再生する。元のトラックと重なって鳴ることを確認する。
ループが途中で切れる場合は、[AMP]のHOLDが固定値になっている。HOLDをNOTEにするか、HOLDとDECを長くする。
5. 元のトラックをミュートする
[FUNC]を押したまま[BANK]を2回押し、PATTERN MUTEモードに入る。[TRIG 1]、[TRIG 2]、[TRIG 3]、[TRIG 4]を押して、元のトラック1〜4をミュートする。Track 6も一緒に畳んだ場合は[TRIG 6]も押す。[FUNC]+[BANK]でミュートモードを抜け、トラック8だけで同じループが鳴ることを確認する。
PATTERN MUTEはこのパターンだけに効く。[FUNC] + [BANK]を1回だけ押すとGLOBAL MUTEになり、ほかのパターンでもトラック1〜4が鳴らなくなる。
6. 畳んだループを加工する
- トラック8を選んだまま
[SRC]を開き、PLAYのDATA ENTRYノブBでREVERSEにして、逆再生のループを聴く。 - 聴き終えたら、
PLAYをFORWARDへ戻す。 [RECORD]をオンにし、トラック8の[TRIG 9]にトリガーを置く。[TRIG 9]を押し続けながら、STRTのDATA ENTRYノブEを動かし、後半の2拍を別の位置から鳴らす。[RECORD]をオフにして聴く。
4トラックのままでは手間のかかる、ループ単位の変化(逆再生、頭出しの入れ替え)が1トラックでできる。空いたトラック1〜4には、新しい音を入れられる。
使いどころ
- トラックが足りなくなったときに、完成した部分を1トラックへ畳む。
- エフェクトを掛けたドラムをそのまま録り、Delayの残響ごと素材にする。
- 外部のシンセやスマホの音を録る場合は、
INPUT L/Rへつなぎ、録音元をIN L+Rにして同じ手順で録る。
注意点・失敗例
- 録音はモノラルで、最大33秒。BPMが60未満だと128ステップは録れない。
ONESHOTはテンポに追従しない。BPMを変えると、畳んだループと他のトラックがずれる。- 録る直前まで再生していると、Reverbの残りでしきい値を超え、録音が早く始まることがある。止めて音が消えてからアームする。
- 録ったサンプルは+Driveに保存されるが、パターンの変更(トラック8のトリガーやミュート)は
SAVE TO PROJをするまで残らない。
保存
気に入った状態を残す場合は、[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]でパターンを保存する。元の4トラックの状態に戻したいときは、保存する前に[FUNC] + [NO]で一時保存へ戻す。