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機材の連携 › 順番に進める外部機材連携コース — レッスン 7 / 7

FL Studioを親にしてDigitaktをUSBで録音する

未検証手順 0 / 19 完了

ねらい

DigitaktをUSBケーブル1本でパソコンにつなぎ、FL Studioを親にしてテンポと再生・停止をそろえる。そのうえで、Digitaktの音をUSB経由でFL Studioへ録音する。ここだけはDigitaktではなく、FL Studioがテンポの親になる。曲の長さとアレンジをFL Studioの小節線で決めるため。

できあがり

パソコン(FL Studio) ──USB──  Digitakt
  FL Studio → Digitakt : MIDIクロックと再生・停止
  Digitakt → FL Studio : メイン出力の音(USBオーディオ)

始める前

  • DigitaktとパソコンをUSBケーブルでつなぐ。
  • 外部の音を録音するには、FL StudioのProducer Edition以上が必要。
  • Macでは、FL Studioにマイク(音声入力)の使用を許可しておく。

手順

1. DigitaktのUSBを、音とMIDIの両方に使う

  1. [SETTINGS]を押し、SYSTEM → USB CONFIGを開く。
  2. USB AUDIO/MIDIを選び、[YES]で確定する。
  3. [NO]でSETTINGSの一覧へ戻り、MIDI CONFIG → PORT CONFIGを開く。
  4. [UP]/[DOWN]でINPUT FROMを選び、[LEFT]/[RIGHT]でMIDI+USBにする。

USB AUDIO/MIDIにすると、Overbridgeは使えなくなる。3つのモードのうち1つしか選べない。

2. Digitaktをクロックの受け手にする

  1. [NO]でMIDI CONFIGへ戻り、SYNCを開く。
  2. CLOCK RECEIVEとTRANSPORT RECEIVEにチェックが入っていることを確認する。
  3. CLOCK SENDとTRANSPORT SENDは、[YES]を押してチェックを外す。
  4. [NO]を何度か押してメニューを閉じる。

ステップ1〜4ではDigitaktがクロックを送っていた。FL Studioとつなぐときは向きを逆にする。

3. FL StudioからMIDIクロックを送る

  1. [FL Studio: Options > MIDI settings]を開く(F10キーでも開く)。
  2. MIDI Outputの一覧でDigitaktを選び、[FL Studio: Send master sync]にチェックを入れる。
  3. [FL Studio: Synchronization type]をMIDI clockにする。
  4. [FL Studio: Options > Enable MIDI master sync]がオンになっていることを確認する。
  5. FL Studioで再生する。Digitaktも再生を始め、FL Studioのテンポで鳴ることを確認する。
  6. FL Studioで停止し、Digitaktも止まることを確認する。

4. Digitaktの音をFL Studioへ録音する

  1. [FL Studio: Options > Audio settings]で、オーディオの入力にDigitaktを選ぶ。
  2. FL StudioのMixerで空いているInsertを選び、[FL Studio: Input]のメニューからDigitaktの入力を選ぶ。入力を選ぶと、そのInsertは録音待機になる。
  3. [FL Studio: Mixer > Disk Recording > Latency compensation]をオンにする。
  4. [FL Studio: Record]のボタンを右クリックし、Audioにチェックを入れる。
  5. [FL Studio: Record]を押してから再生する。Digitaktのパターンが鳴り、FL StudioのPlaylistに音声のクリップができることを確認する。

Latency compensationは、パソコン側の遅れのぶんだけ録音の頭を詰める。オフのままだと、録った音が少し後ろへずれる。

使いどころ

  • Digitaktで作ったパターンを、FL Studioで曲の長さへ広げる。
  • ライブで動かしたミュートやControl Allを、そのまま音声として残す。
  • このコースで録った外部機材のサンプルも含めて、Digitaktのパターンを丸ごと1本の音声にする。

注意点・失敗例

  • Digitaktが2回鳴る、テンポが揺れるときは、DigitaktとFL Studioの両方がクロックを送っていないかを確認する。親は1台だけにする。
  • USBで音を送っている間、Digitakt本体のMAIN OUTやヘッドホンから音が出なくなることがある。[SETTINGS] → AUDIO ROUTINGのINT TO MAINがAUTOだと、USBオーディオのストリーミング中は本体の出力へ送らないため。本体からも聴きたいときはONにする(マニュアル OS 1.54 p.73)。
  • FL Studioの録音先は、Master以外の空いたInsertにする。Masterで録ると、FL Studio内のほかの音まで混ざる。
  • FL StudioのSynchronization typeの選択肢と、Audio settingsでの入力の選び方は、FL Studioの版とOSで表示が違うことがある。

次に試すこと

  1. FL Studioを親にしてDigitaktを同期・録音するで、オーディオインターフェース経由で録る方法と比べる。
  2. FL Studioで音作りしてDigitaktのサンプルにするで、逆向き(FL StudioからDigitaktへ)を試す。

関連

公式マニュアル