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機材の連携 › 順番に進める外部機材連携コース — レッスン 6 / 7

T-8のリズムとベースをMIDIトラック2本で鳴らす

未検証手順 0 / 29 完了

ねらい

T-8はリズムとベースを別のMIDIチャンネルで受ける。DigitaktのMIDIトラック2本をそれぞれに割り当て、T-8の内部シーケンサーを使わずに、Digitaktのパターンから両方を鳴らす。Digitaktの8つのオーディオトラックはそのまま空いている。

できあがり

MIDIトラックA(ch10)→ T-8 リズム
  Step : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
  BD   : X  -  -  -  X  -  -  -  X  -  -  -  X  -  -  -
  SD   : -  -  -  -  X  -  -  -  -  -  -  -  X  -  -  -
  CH   : -  -  X  -  -  -  X  -  -  -  X  -  -  -  X  -
MIDIトラックB(ch2)→ T-8 ベース
  Note : C  -  -  C  -  -  C  -  -  -  C' -  C  -  -  -

始める前

Digitakt MIDI OUT  →  BMIDI-5-35などのTRS/MIDI変換ケーブル  →  T-8 MIDI IN
T-8 MIX OUT  →  ステレオミニ→6.3mm×2  →  Digitakt INPUT L/R
  • T-8のMIDI端子はステレオミニ(TRS)。5ピンDINから変換するには、BMIDI-5-35やBMIDI-1-35などのTRS/MIDI変換ケーブルを使う。
  • T-8の音をDigitaktで聴く設定は、ステップ1の手順1と同じ(EXTERNAL MIXERのIN L/IN R)。
  • T-8の初期設定では、リズムがMIDIチャンネル10、ベースが2。このレッスンはその値で進める。
  • Digitaktで空きパターンを選んでおく。

手順

1. T-8のMIDIチャンネルを確かめる

  1. [T-8: SHIFT]を押しながら[T-8: OCT+ (MENU)]を押し、メニューに入る。
  2. [T-8: TEMPO/VALUE]を回してリズムのMIDIチャンネルの項目を選び、[T-8: C# (ENTER)]を押す。表示が10であることを確認する。
  3. [T-8: C (EXIT)]を押して項目の一覧へ戻る。
  4. [T-8: TEMPO/VALUE]を回してベースのMIDIチャンネルの項目を選び、[T-8: C# (ENTER)]を押す。表示が2であることを確認する。
  5. [T-8: C (EXIT)]を2回押して、メニューを終える。

違う値になっていたら、手順2や4で[T-8: TEMPO/VALUE]を回して直す。

2. MIDIトラックAでリズムを鳴らす

  1. [TRK] + [TRIG 9]でMIDIトラックAを選ぶ。
  2. [SRC]を開き、[FUNC]を押しながらDATA ENTRYノブAを押してCHANを有効にし、ノブAでCHANを10にする。
  3. [TRIG]ページを開き、NOT1のDATA ENTRYノブAを36にする。T-8のBASS DRUMの音番号。
  4. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]を押す。
  5. [RECORD]を押してオフにし、[PLAY]で再生する。T-8のキックが鳴ることを確認する。

DigitaktのTRIGページには、音名と一緒に音番号がかっこ付きで出る。36はC3(36)と表示される。

3. スネアとハイハットを足す

  1. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。
  2. [TRIG 5]を押し続けながら、NOT2のDATA ENTRYノブBを+2にする。キック(36)にスネア(38)が重なる。
  3. [TRIG 13]でも同じように、NOT2のノブBを+2にする。
  4. [TRIG 3]、[TRIG 7]、[TRIG 11]、[TRIG 15]にトリガーを置く。
  5. [TRIG 3]を押し続けながら、NOT1のノブAを42にする。CLOSED HIHATの音番号。ほかの3つも同じようにする。
  6. [RECORD]を押してオフにし、キック、スネア、ハイハットが鳴ることを確認する。

1本のMIDIトラックでも、NOT2〜NOT4を使えば同じステップで複数の楽器を鳴らせる。T-8のリズムの音番号は、BASS DRUM 36、SNARE DRUM 38、CLOSED HIHAT 42、OPEN HIHAT 46、TOM 47、HAND CLAP 50。

4. MIDIトラックBでベースを鳴らす

  1. [TRK] + [TRIG 10]でMIDIトラックBを選ぶ。
  2. [SRC]を開き、[FUNC]を押しながらDATA ENTRYノブAを押してCHANを有効にし、ノブAでCHANを2にする。
  3. [TRIG]ページを開き、NOT1のDATA ENTRYノブAをC3(36)にし、LENのノブFを1ステップの短さにする。
  4. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 1]、[TRIG 4]、[TRIG 7]、[TRIG 11]、[TRIG 13]を押す。
  5. [TRIG 11]を押し続けながら、NOT1のノブAをC4(48)にして、1オクターブ上げる。
  6. [RECORD]を押してオフにし、ベースが鳴ることを確認する。

5. T-8の音を足し引きする

  1. 再生したまま、[FUNC]を押したまま[TRIG 10]を押し、ベースだけをミュートする。
  2. もう一度[FUNC]を押したまま[TRIG 10]を押し、ベースを戻す。
  3. [T-8: CUTOFF]と[T-8: ENV MOD]を回し、ベースの音色を変える。ノートはDigitaktから届いたまま、音作りはT-8側で変えられる。

6. T-8の内部シーケンスも同期させる(必要なときだけ)

ここまではT-8の内部シーケンサーを使わず、ノートだけをDigitaktから送った。T-8に保存したパターンもDigitaktのテンポで一緒に走らせたいときは、クロックを足す。

  1. T-8のメニューで、MIDI Clock SyncをMIDI入力に追従する設定にする。項目の場所はRoland T-8を参照する。
  2. Digitaktで[SETTINGS] → MIDI CONFIG → SYNCを開き、CLOCK SENDとTRANSPORT SENDにチェックを入れる。
  3. Digitaktで[PLAY]を押し、T-8の内部パターンも同時に始まること、[TEMPO]でテンポを変えるとT-8も追従することを確認する。
  4. Digitaktから送るノートと内部パターンが二重に鳴る場合は、T-8側で空のパターンを選ぶか、手順2〜5のMIDIトラックをミュートする。

T-8のSYNC INに何かがつながっていると、MIDIクロックより優先される。

使いどころ

  • Digitaktのオーディオトラックを使い切ったときに、ドラムとベースをT-8に任せる。
  • TB-303系のベースだけをT-8で鳴らし、ドラムはDigitaktのサンプルで組む。

注意点・失敗例

  • T-8の内部シーケンスも同時に走らせたいときだけ、DigitaktのCLOCK SENDとTRANSPORT SENDにチェックを入れる。入れたまま内部パターンにデータがあると、Digitaktから送るノートと二重に鳴る。
  • T-8のSYNC INに何かがつながっていると、MIDIクロックより優先される。
  • リズムとベースを同じMIDIチャンネルにすると、両方のパートが同じノートに反応する。
  • T-8のMIDI THRUを有効にすると、受けたMIDIを次の機材へ渡せる。後ろの機材でノートやクロックが二重にならないよう、受信設定を確認する。
  • ベースのアクセントとスライドがMIDIでどう送られるかは、T-8のマニュアルに記載が無い。T-8の内部シーケンスで使う機能として扱う。

次に試すこと

  1. FL Studioを親にしてDigitaktをUSBで録音するへ進む。
  2. T-8単体の操作はT-8入門コースを参照する。
  3. Roland T-8で、T-8側の端子と同期設定を確認する。
  4. T-8の音はINPUT L/Rに届いているので、サンプル録音のIN L+Rでフレーズを録り、Digitaktのオーディオトラックへ移せる。T-8を外してもフレーズが残り、Digitakt側ではブレイクやフィルに集中できる。

関連

公式マニュアル