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Volca Keys:基準位置にそろえてVOICEを聴き比べる

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ねらい

Volca Keysには音色を保存する場所が無く、鳴る音はつまみの位置そのもの。コースの出発点として、全部のつまみを決まった位置(基準位置)にそろえる。どこを回すと何が変わるかを、1つずつ聴き分けられる状態にするため。そのうえでVOICEの6種類を聴き比べ、次のステップでUNISONを選ぶ理由をつかむ。

できあがり

つまみが次の位置にそろっている。VOICEはPOLYで、鍵盤を押している間、明るいのこぎり波が同じ音量で鳴り続ける。位置は時計の向きで書く(左いっぱい/9時/12時/3時/右いっぱい)。

セクション つまみ 位置
VCO VOICE/OCTAVE POLY/8'
VCO DETUNE/PORTAMENTO/EG INT 左いっぱい/左いっぱい/左いっぱい
VCF CUTOFF/PEAK/EG INT 右いっぱい/左いっぱい/左いっぱい
LFO RATE/PITCH INT/CUTOFF INT 12時/左いっぱい/左いっぱい
EG ATTACK/DECAY/RELEASE/SUSTAIN 左いっぱい/左いっぱい/右いっぱい
DELAY TIME/FEEDBACK 12時/左いっぱい
— TEMPO/VOLUME 12時/9時

鍵盤の第2機能(FUNC + 鍵盤)は、Motion Sequence(1)、METRONOME(11)、STEP TRIGGER(12)、TEMPO DELAY(13)、FLUX(14)がオフ、テンポが1/1(8)。

始める前

  • 単3電池6本か、DC 9VのACアダプターを用意する。
  • ヘッドホンかスピーカーをヘッドホン端子へつなぐ。何も挿さなければ内蔵スピーカーから鳴る。
  • 写真を撮る準備をする。 つまみの位置はどこにも保存されない。このコースでは、各ステップの終わりにパネルの写真を撮って、次のステップの出発点にする。

手順

1. 電源を入れる

  1. [VOLUME]を左いっぱいにしてから、[POWER]を押して電源を入れる。直後に点く鍵盤の下のLEDの数が、電池の残量を表す(全部点けば満タン)。
  2. [FUNC]を押しながら[8](1/1)を押し、テンポを等倍にする。
  3. [FUNC]を押しながら[1](ON/OFF)を押し、鍵盤1の下のLEDが消えるようにする。点いたら、もう一度押して消す。
  4. [FUNC]を押しながら[11](METRONOME)、[12](STEP TRIGGER)、[13](TEMPO DELAY)、[14](FLUX)を1つずつ押し、同じようにそれぞれの下のLEDを消す。

2. つまみを基準位置にそろえる

  1. [VOICE]をPOLY、[OCTAVE]を8'にする。
  2. VCOの[DETUNE]、[PORTAMENTO]、[VCO EG INT]を左いっぱいにする。
  3. VCFの[CUTOFF]を右いっぱい、[PEAK]と[VCF EG INT]を左いっぱいにする。
  4. LFOの[RATE]を12時、[PITCH INT]と[CUTOFF INT]を左いっぱいにする。
  5. EGの[ATTACK]と[DECAY/RELEASE]を左いっぱい、[SUSTAIN]を右いっぱいにする。DECAY/RELEASEは離したあとの余韻も決めるので、左いっぱいだと離すとすぐ止まる。
  6. DELAYの[TIME]を12時、[FEEDBACK]を左いっぱいにする。FEEDBACKはディレイ音の混ざり具合も兼ねる。
  7. [TEMPO]を12時、[VOLUME]を9時にする。
  8. [5]を押し続け、押している間は同じ明るさ・同じ音量で鳴り続け、離すとすぐ止まることを確かめる。

3. VOICEを聴き比べる

  1. [VOICE]がPOLYのまま、[5]、[7]、[9]を同時に押す。3音の和音が鳴る。
  2. [VOICE]をUNISONに回し、同じ和音を押す。鳴るのは1音で、POLYの単音より太い。
  3. [VOICE]をOCTAVE、FIFTHと進め、[5]を押して、1オクターブ上・5度上が重なるのを聴く。
  4. [VOICE]をUNISON RING、POLY RINGと進め、[5]と和音を押して、金属的な響きを聴く。
  5. [VOICE]をPOLYに戻し、パネルの写真を撮る。

設定の目安

項目 目安
鍵盤と音名 黒鍵の並び(3・2・3・2・1)から読むと、[5]と[12]がC(ド)、[1]がF(ファ)。このコースの音名はこの読み方で書く
時計の向き つまみの指標が真上を指すのが12時。左いっぱい・右いっぱいは回し切った位置

使いどころ

  • プリセットが無いVolca Keysで、どの音もこの位置から作り始める。
  • 音作りで迷ったとき、ここへ戻ってから1つずつ回し直す。

注意点・失敗例

  • VCO EG INTとVCF EG INTの0の位置。 左いっぱいで効かなくなるのか、中央が0なのかはマニュアルに書かれていない。左いっぱいにして[5]を短く押し、音程と明るさが弾いた瞬間に動かないことを耳で確かめる。動くなら、動かなくなる位置を基準位置として写真に残す。
  • FUNCで押した鍵盤のLED。 マニュアルには「押した鍵盤の下のLEDが点けばオン」とある。FUNCを離したあとも表示が残るかは、実機で確かめていない。
  • 音程がずれて聞こえる。 電源を入れた直後や温度が変わったとき、アナログのVCOはずれることがある。音を約10秒止めると、自動チューニングが働く。
  • ACアダプターを使っているときは、電池残量の表示が正しくない。

関連

公式マニュアル