機材一覧 › Korg Volca Keys › 順番に進めるVolca Keys入門コース — レッスン 1 / 7
Volca Keys:基準位置にそろえてVOICEを聴き比べる
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ねらい
Volca Keysには音色を保存する場所が無く、鳴る音はつまみの位置そのもの。コースの出発点として、全部のつまみを決まった位置(基準位置)にそろえる。どこを回すと何が変わるかを、1つずつ聴き分けられる状態にするため。そのうえでVOICEの6種類を聴き比べ、次のステップでUNISONを選ぶ理由をつかむ。
できあがり
つまみが次の位置にそろっている。VOICEはPOLYで、鍵盤を押している間、明るいのこぎり波が同じ音量で鳴り続ける。位置は時計の向きで書く(左いっぱい/9時/12時/3時/右いっぱい)。
| セクション | つまみ | 位置 |
|---|---|---|
| VCO | VOICE/OCTAVE |
POLY/8' |
| VCO | DETUNE/PORTAMENTO/EG INT |
左いっぱい/左いっぱい/左いっぱい |
| VCF | CUTOFF/PEAK/EG INT |
右いっぱい/左いっぱい/左いっぱい |
| LFO | RATE/PITCH INT/CUTOFF INT |
12時/左いっぱい/左いっぱい |
| EG | ATTACK/DECAY/RELEASE/SUSTAIN |
左いっぱい/左いっぱい/右いっぱい |
| DELAY | TIME/FEEDBACK |
12時/左いっぱい |
| — | TEMPO/VOLUME |
12時/9時 |
鍵盤の第2機能(FUNC + 鍵盤)は、Motion Sequence(1)、METRONOME(11)、STEP TRIGGER(12)、TEMPO DELAY(13)、FLUX(14)がオフ、テンポが1/1(8)。
始める前
- 単3電池6本か、DC 9VのACアダプターを用意する。
- ヘッドホンかスピーカーをヘッドホン端子へつなぐ。何も挿さなければ内蔵スピーカーから鳴る。
- 写真を撮る準備をする。 つまみの位置はどこにも保存されない。このコースでは、各ステップの終わりにパネルの写真を撮って、次のステップの出発点にする。
手順
1. 電源を入れる
[VOLUME]を左いっぱいにしてから、[POWER]を押して電源を入れる。直後に点く鍵盤の下のLEDの数が、電池の残量を表す(全部点けば満タン)。[FUNC]を押しながら[8](1/1)を押し、テンポを等倍にする。[FUNC]を押しながら[1](ON/OFF)を押し、鍵盤1の下のLEDが消えるようにする。点いたら、もう一度押して消す。[FUNC]を押しながら[11](METRONOME)、[12](STEP TRIGGER)、[13](TEMPO DELAY)、[14](FLUX)を1つずつ押し、同じようにそれぞれの下のLEDを消す。
2. つまみを基準位置にそろえる
[VOICE]をPOLY、[OCTAVE]を8'にする。- VCOの
[DETUNE]、[PORTAMENTO]、[VCO EG INT]を左いっぱいにする。 - VCFの
[CUTOFF]を右いっぱい、[PEAK]と[VCF EG INT]を左いっぱいにする。 - LFOの
[RATE]を12時、[PITCH INT]と[CUTOFF INT]を左いっぱいにする。 - EGの
[ATTACK]と[DECAY/RELEASE]を左いっぱい、[SUSTAIN]を右いっぱいにする。DECAY/RELEASEは離したあとの余韻も決めるので、左いっぱいだと離すとすぐ止まる。 - DELAYの
[TIME]を12時、[FEEDBACK]を左いっぱいにする。FEEDBACKはディレイ音の混ざり具合も兼ねる。 [TEMPO]を12時、[VOLUME]を9時にする。[5]を押し続け、押している間は同じ明るさ・同じ音量で鳴り続け、離すとすぐ止まることを確かめる。
3. VOICEを聴き比べる
[VOICE]がPOLYのまま、[5]、[7]、[9]を同時に押す。3音の和音が鳴る。[VOICE]をUNISONに回し、同じ和音を押す。鳴るのは1音で、POLYの単音より太い。[VOICE]をOCTAVE、FIFTHと進め、[5]を押して、1オクターブ上・5度上が重なるのを聴く。[VOICE]をUNISON RING、POLY RINGと進め、[5]と和音を押して、金属的な響きを聴く。[VOICE]をPOLYに戻し、パネルの写真を撮る。
設定の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 鍵盤と音名 | 黒鍵の並び(3・2・3・2・1)から読むと、[5]と[12]がC(ド)、[1]がF(ファ)。このコースの音名はこの読み方で書く |
| 時計の向き | つまみの指標が真上を指すのが12時。左いっぱい・右いっぱいは回し切った位置 |
使いどころ
- プリセットが無いVolca Keysで、どの音もこの位置から作り始める。
- 音作りで迷ったとき、ここへ戻ってから1つずつ回し直す。
注意点・失敗例
VCO EG INTとVCF EG INTの0の位置。 左いっぱいで効かなくなるのか、中央が0なのかはマニュアルに書かれていない。左いっぱいにして[5]を短く押し、音程と明るさが弾いた瞬間に動かないことを耳で確かめる。動くなら、動かなくなる位置を基準位置として写真に残す。FUNCで押した鍵盤のLED。 マニュアルには「押した鍵盤の下のLEDが点けばオン」とある。FUNCを離したあとも表示が残るかは、実機で確かめていない。- 音程がずれて聞こえる。 電源を入れた直後や温度が変わったとき、アナログのVCOはずれることがある。音を約10秒止めると、自動チューニングが働く。
- ACアダプターを使っているときは、電池残量の表示が正しくない。
関連
- 音作りのつまみ
- シーケンサーとMotion・FLUX
- Korg Volca Keys
- Volca Keys:UNISONとDETUNEで太い単音を作る
公式マニュアル
- KORG volca keys Owner's Manual — Power switch、Battery level indication、VCO(VOICE knob)、VCF、LFO、EG、DELAY、FUNC button