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Digitakt › シーケンサーで曲を作る — レッスン 4 / 7

トラック長をずらして長い展開を作る

未検証手順 0 / 9 完了

キックの16ステップを固定したまま、ハイハットだけを15ステップでループさせる。パターンを増やさず、ハイハットの頭が少しずつ移動する長い展開を作る。

ゴール

T1 Kick:  16 steps / 1X   → 小節頭は固定
T3 Hat:   15 steps / 1X   → 周回ごとに1ステップずつ位置がずれる

15と16は240ステップ後に再びそろうため、16ステップのままでは得られない長い周期が生まれる。

準備

  • 16ステップのキックと、短いハイハットが入ったパターンを開く。
  • キックを基準にするため、Track 1はLENGTH 16、SCALE 1Xのままにする。

手順

1. PER TRACKモードへ切り替える

  1. [FUNC] + [PAGE]でSCALEメニューを開く。
  2. [FUNC] + [YES]を押し、PER TRACKモードにする。
  3. [TRK] + [3]でハイハットのTrack 3を選ぶ。

PER TRACKモードでは、選択中トラックだけのLENGTHとSCALEを変えられる。

2. ハイハットを15ステップにする

  1. TRACK列のLENGTHを15にする。
  2. TRACK列のSCALEは1Xのままにする。
  3. PATTERN列のM.LENをINFにする。
  4. [RECORD]を押してGRID RECORDINGを有効にし、Track 3の[TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]にハイハットを置く。

M.LENが有限値だと、そこで全トラックが再スタートする。INFにしておくと、15対16のずれを途中でリセットせずに聴ける。

3. 数周聴いて、ずれを確認する

  1. [RECORD]を押してGRID RECORDINGを終了する。
  2. [PLAY]で少なくとも4周再生する。

キックは小節頭へ戻り続ける一方、ハイハットの刻みは毎周1ステップ早く見える位置へ進む。トリガーを追加しなくても、数周後に違うリズムに聞こえる。

4. 戻る場所を作る

曲の区切りで全トラックをそろえ直したい場合は、M.LENを64にする。4小節ごとに全トラックが再スタートし、ずれを使いつつ次のセクションへ戻れる。

調整案

  • ハイハットの[TRIG 1]だけVELを上げ、ずれた周期の頭を聴き取りやすくする。
  • Track 3を15ステップ、Track 4を12ステップにしてもよい。ただし最初はずらすトラックを1本だけにする。
  • パターン切替を使う場合は、M.LEN: INFのままだと次のパターンが切り替わらないことがある。CH.LENで切替位置を指定する。

注意点・失敗例

  • 15対16はポリメーターであり、キックの拍を崩すものではない。低域ではなくハイハット、リム、ノイズのような短い音で試す。
  • M.LENをINFにしたままパターンチェインを使う場合は、必ずCH.LENを設定する。
  • 17ステップ以上へ伸ばすと、グリッド編集では[PAGE]でページを切り替える必要がある。

関連

公式マニュアル