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Korg microKORG › 順番に進める音色別コース — レッスン 1 / 5

microKORG:OSC1の8つの波形を聴き比べる

未検証手順 0 / 12 完了

ねらい

OSC1のWAVEで選べる8つの波形を1つずつ鳴らし、それぞれのCONTROL 1(ノブ2)とCONTROL 2(ノブ3)が何を変えるかを耳で確かめる。この2つのノブの意味は波形ごとに違う。以降のステップで「どの材料から始めるか」を選べるようにするのが目的で、このステップでは何も保存しない。

各波形の仕組みはOSC:OSC1の8つの波形にまとめてある。

できあがり

保存するものは無い。次の表を、自分の耳で確かめた状態になっている。

WAVE CONTROL 1(ノブ2) CONTROL 2(ノブ3)
Saw 波形を変える(127で1オクターブ上のSaw) LFO 1でCONTROL 1を揺らす深さ
Square パルス幅(0で50%、127で0%=無音) LFO 1でパルス幅を揺らす深さ(PWM)
Triangle 波形を変える(127で1オクターブと5度上) LFO 1でCONTROL 1を揺らす深さ
Sine OSC2によるクロスモジュレーションの深さ LFO 1でクロスモジュレーションを揺らす深さ
Vox 声のような波形を変える LFO 1でCONTROL 1を揺らす深さ
DWGS 効かない 64種類の波形の番号
Noise ノイズ用LPFのカットオフ ノイズ用LPFのレゾナンス
Audio In AUDIO IN 1と2の音量バランス LFO 1でバランスを揺らす深さ

始める前

  • 書き込まないので、どの席で試してもよい。ここでは次のステップで使うB.86を選ぶ([BANK SIDE]でB、PROGRAM SELECTダイヤルで8、[PROGRAM NUMBER 6])。別のプログラムを選べば、ここでの編集はすべて消える。
  • VOLUMEを下げておく。波形によって音量が大きく変わる。

手順

  1. [SHIFT]を押しながら[PROGRAM NUMBER 3]、点滅した[PROGRAM NUMBER 3]をもう一度押して初期化する。
  2. [EDIT SELECT 1]をMIXERに合わせ、ノブ1(OSC 1 LEVEL)を127、ノブ2(OSC 2 LEVEL)を0、ノブ3(NOISE LEVEL)を0にする。[EDIT SELECT 1]をFILTERに合わせ、ノブ1(TYPE)を-24dB LPF、ノブ2(CUTOFF)を127、ノブ3(RESONANCE)を0、ノブ4(FILTER EG INT)を0にする。[EDIT SELECT 1]をAMP EGに合わせ、ノブ3(SUSTAIN)を127にする。これで波形がそのまま聴こえる。
  3. [EDIT SELECT 1]をLFO 1に合わせ、ノブ1(WAVE)をTriangle、ノブ3(TEMPO SYNC)をOFF、ノブ4(FREQUENCY)を20前後にする。CONTROL 2の確認に使う。
  4. Saw。 [EDIT SELECT 1]をOSC1に合わせ、ノブ1(WAVE)をSawにする。中央付近の1音を押さえたまま、ノブ2(CONTROL 1)を0から127まで回す。倍音の並びが変わり、127では1オクターブ上のSawになる。ノブ2を60前後にして、ノブ3(CONTROL 2)を上げる。LFO 1で波形が揺れ、デチューンのようなうねりが出る。ノブ2とノブ3を0に戻す。
  5. Square。 ノブ1をSquareにする。ノブ2(CONTROL 1)を0から上げていく。0が四角い波(パルス幅50%)で、上げるほど細く硬い音になる。127では音が消えるので、100前後で止める。ノブ2を60前後にして、ノブ3(CONTROL 2)を上げる。パルス幅がゆっくり揺れて(PWM)、合唱のような厚みが出る。ノブ2とノブ3を0に戻す。
  6. Triangle。 ノブ1をTriangleにする。SawやSquareより丸く、低音が前に出る。ノブ2(CONTROL 1)を上げると、127で1オクターブと5度上の響きになる。ノブ2を0に戻す。
  7. Sine。 ノブ1をSineにする。倍音の無い、笛のような音。ノブ2(CONTROL 1)を0から上げると、OSC2によるクロスモジュレーションがかかり、金属的で歪んだ倍音が増える。ノブ2を60前後にしたまま、[EDIT SELECT 1]をOSC2に合わせ、ノブ3(SEMITONE)を+7、+12と変えて響きの違いを聴く。SEMITONEを0に戻し、[EDIT SELECT 1]をOSC1に合わせ、ノブ2を0に戻す。
  8. Vox。 [EDIT SELECT 1]をOSC1に合わせ、ノブ1をVoxにする。声帯に似た波形で、音程を変えても響きの帯域が保たれる。[EDIT SELECT 1]をFILTERに合わせ、ノブ1(TYPE)を-12dB BPFにしてノブ2(CUTOFF)を回すと、「アー」「オー」のような母音らしさが出る。[EDIT SELECT 1]をOSC1に合わせ、ノブ2(CONTROL 1)でも響きが変わる。確かめたら[EDIT SELECT 1]をFILTERに合わせ、ノブ1(TYPE)を-24dB LPF、ノブ2(CUTOFF)を127に戻す。
  9. DWGS。 [EDIT SELECT 1]をOSC1に合わせ、ノブ1をDWGSにする。ノブ2(CONTROL 1)は効かない。ノブ3(CONTROL 2)で波形の番号を選び、8(SynBass1)、36(E.Piano1)、40(Organ1)、57(Bell1)、61(Voice1)を順に聴き比べる。倍音を足し合わせて作ったデジタル波形で、アナログ系の波形には無い硬さや金属感がある。
  10. Noise。 ノブ1をNoiseにする。音程の無い「サー」という音。ノブ2(CONTROL 1)を下げると、オシレーター内部のLPFが閉じて暗くなる。ノブ3(CONTROL 2)を上げると、レゾナンスでカットオフ付近に音程のようなものが出る。ノブ2を127、ノブ3を0に戻す。
  11. Audio In。 ノブ1をAudio Inにすると、背面のAUDIO INに入れた音がオシレーターの代わりになる。何もつないでいなければ音は出ない。このコースでは使わない。
  12. 書き込まずに、別のプログラムを選んで編集を捨てる。

設定の目安

作りたい音 最初に選ぶ波形
ベース Saw(太い)、Square(硬い)、Triangle(丸い)
パッド Saw、またはDWGSの柔らかい波形
リード Saw、Square
ベル、エレピ、オルガン DWGS
声っぽいリード Vox + BPF/HPF
ハット、風、息 Noise
金属的な効果音 Sine + クロスモジュレーション

使いどころ

  • 既存のプリセットを触る前に、OSC1の波形を見るだけで音の性格の見当がつく。
  • Digitaktへサンプリングする素材を作るとき、DWGSとNoiseは他の機材に無い質感の元になる。

注意点・失敗例

  • Squareで音が消えた。 CONTROL 1が127(パルス幅0%)になっている。下げる。
  • SineでCUTOFFを回しても音が変わらない。 Sineには倍音が無いので、フィルターで削るものが無い。
  • DWGSでノブ2を回しても何も起きない。 DWGSではCONTROL 1は効かない。波形はノブ3で選ぶ。
  • CONTROL 2を上げても揺れない。 LFO 1のFREQUENCYが0近くになっている。
  • 波形を切り替えると、音量が大きく変わることがある。切り替える前にVOLUMEを下げる。

関連

公式マニュアル