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OSC:音の材料を選ぶ
未検証
OSC1はキャラクター、OSC2は補強
OSC1で波形を選ぶ。OSC2を足す前に、FILTERを全開寄りにしてOSC1の素の音を聴く。OSC2を少し混ぜ、SEMITONEやTUNEで役割を決める。- MIXERでOSC2を引き算し、必要な量だけ残す。
| 材料 | 向く音 | まず試すこと |
|---|---|---|
| Saw | ベース、リード、パッド | FILTERで高域を削る。 |
| Square | 太いベース、ゲーム的リード | パルス幅やOSC2の調整を試す。 |
| Triangle | 丸いベース、柔らかい音 | 少量のノイズやLFOを足す。 |
| DWGS | ベル、EP、デジタル質感 | 64種類から近い素材を選ぶ。 |
| Noise | ハット、風、アタック成分 | FILTERで帯域を絞る。 |
| Vox Wave | 声っぽいリード、フォルマント感 | BPF/HPFとCUTOFFを組み合わせる。 |
OSC1の8つの波形
OSC1はノブ1(WAVE)で波形を選び、ノブ2(CONTROL 1)とノブ3(CONTROL 2)で波形を変える。2つのノブの意味は波形ごとに違う。多くの波形では、CONTROL 2はLFO 1でCONTROL 1の値を揺らす深さになる。耳で確かめる手順は音色別コース ステップ1:OSC1の8つの波形を聴き比べる。
| WAVE | 音の性格 | CONTROL 1(ノブ2) | CONTROL 2(ノブ3) |
|---|---|---|---|
| Saw | 倍音が多い。ストリングス、ブラス、シンセベース | 波形を変える。0で普通のSaw、127で1オクターブ上のSaw | LFO 1による変調の深さ。LFO 1をTriangleにするとデチューン風 |
| Square | 木管、木製の打楽器。パルス波はプラックやリード | パルス幅。0で50%(四角い波)、上げるほど硬く、127で0%(無音) | LFO 1によるPWM(パルス幅の揺れ)の深さ |
| Triangle | Saw・Squareより倍音が弱く基音が強い。丸いベース | 波形を変える。127で1オクターブと5度上の響き | LFO 1による変調の深さ |
| Sine | 倍音が無い。クラベス、バスドラム | Synthプログラムでは、OSC2によるクロスモジュレーションの深さ | クロスモジュレーションの深さをLFO 1で揺らす量 |
| Vox | 声帯に似た波形。音程を変えても響きの帯域が保たれる | 波形を変える | LFO 1による変調の深さ |
| DWGS | 倍音加算で作ったデジタル波形。エレピ、ベル、ホーン | 効かない | 波形の番号(1〜64) |
| Noise | ホワイトノイズ。打楽器、波の音、管楽器の息 | オシレーター内部のLPFのカットオフ | 同じLPFのレゾナンス。上げると鍵盤に応じた音程が出る(CONTROL 1を24にすると基準の音程に合う) |
| Audio In | AUDIO IN 1/2の入力音をオシレーターの代わりに使う |
AUDIO IN 1と2の音量バランス(127で1だけ、0で2だけ) |
バランスをLFO 1で揺らす深さ |
- Sineのクロスモジュレーション:OSC2を変調源にして、OSC1の波形を変える。歪んだ音や金属的な音が出る。OSC2の
SEMITONEとTUNEで響きが変わる。Vocoderプログラムでは使えない。 - Sineはフィルターで変わらない:倍音が無いので、
CUTOFFを回しても音色はほとんど変わらない。 - Voxは帯域の通るフィルターと組む:
FILTERをHPFかBPFにしてCUTOFFを動かすと、声らしさが出る。 - Audio Inには
PITCHが効かない:入力された音の音程は変わらない。
DWGSの64波形
| 番号 | 名前 | 番号 | 名前 |
|---|---|---|---|
| 1〜7 | SynSine1〜7 | 36〜39 | E.Piano1〜4 |
| 8〜14 | SynBass1〜7 | 40〜46 | Organ1〜7 |
| 15〜23 | SynWave1〜9 | 47〜48 | Clav1〜2 |
| 24〜26 | 5thWave1〜3 | 49〜51 | Guitar1〜3 |
| 27〜34 | Digi1〜8 | 52〜56 | Bass1〜5 |
| 35 | Endless | 57〜60 | Bell1〜4 |
| 61〜64 | Voice1〜4 |
35のEndlessは、1オクターブ離れた音が同じ高さに聴こえる波形。音階を上がり続けても(下がり続けても)同じところを回っているように聴こえる。
OSC2でできること
TUNEをわずかにずらす:厚みと揺れ。SEMITONEをオクターブや5度へ:低域補強、和声感。- Ring Mod/Sync:金属的、攻撃的、効果音寄りの倍音。
まずはOSC2を混ぜすぎない。特に低域は、OSC1とOSC2のどちらが基音を担当するかを決めると濁りにくい。
関連
公式マニュアル
- KORG microKORG (2002) Owner's Manual — OSC1(p.18〜21)、DWGS List(p.20)、OSC2(p.22)