超自分用機材マニュアル使い方がわかんない時のお供に

Korg microKORG › 順番に進めるVirtual Patchコース — レッスン 1 / 4

microKORG:Virtual PatchでLFOをCutOffへつなぐ

未検証手順 0 / 10 完了

ねらい

変化の聴き取りやすい「伸びる音」を作り、PATCH 1でLFO 2をCutOffへつなぐ。Virtual Patchの3つのノブ(SOURCE=何で動かすか、DEST=何を動かすか、MOD INT=どれだけ動かすか)をここで覚える。LFO 2を使うのは、ステップ4でこの揺れの速さをホイールで変えるため。

できあがり

練習用の席B.87に、次の状態のSynthプログラムが保存されている。押さえている間、明るさがゆっくり上下するノコギリ波が鳴り続ける(オートワウ)。

セクション パラメータ 値
VOICE SYNTH/VOCODER/SINGLE/LAYER/VOICE ASSIGN Synthesizer/Single/Poly
PITCH VIBRATO INT 0
OSC1 WAVE/CONTROL 1/CONTROL 2 Saw/0/0
MIXER OSC 1 LEVEL/OSC 2 LEVEL/NOISE LEVEL 127/0/0
FILTER TYPE/CUTOFF/RESONANCE/FILTER EG INT/FILTER KEY TRACK -24dB LPF/50前後/15前後/0/0
AMP EG ATTACK/DECAY/SUSTAIN/RELEASE 0/64/127/30前後
LFO 2 WAVE/KEY SYNC/TEMPO SYNC/FREQUENCY Sine/OFF/OFF/30前後
PATCH 1 SOURCE/DEST/MOD INT LFO 2/CutOff/+20前後
PATCH 2〜4 MOD INT すべて0
MOD FX/DELAY EFFECT DEPTH/DELAY DEPTH 0/0
アルペジエーター [ARPEGGIATOR ON/OFF] 消灯

始める前

  • 練習用の席を決める。 このコースはB.87([BANK SIDE]でB、PROGRAM SELECTダイヤルで8、[PROGRAM NUMBER 7])を使う。入門コースのB.88とは別の席なので、入門コースの音は残る。B.87のプリセットを残したいときは、消えてもよい別の席に読み替える。
  • MODホイールを手前いっぱい(効果なしの位置)にしておく。
  • 初期化とWRITEの操作は入門コースのステップ1と同じ。マニュアルは初期化後の各値を載せていないので、このステップでは表の値をすべて自分で揃える。

手順

  1. B.87を選び、[SHIFT]を押しながら[PROGRAM NUMBER 3]、点滅した[PROGRAM NUMBER 3]をもう一度押して初期化する。
  2. [EDIT SELECT 1]をVOICE、PITCH、OSC1、MIXER、FILTER、AMP EGの順に回し、「できあがり」の表の値に揃える。PITCHのVIBRATO INTは必ず0にする(0でないと、ステップ4でホイールを上げたときにビブラートまでかかる)。
  3. [EDIT SELECT 2]をPATCH 1〜PATCH 4に順に合わせ、ノブ3(MOD INT)をすべて0にする。MOD FXのEFFECT DEPTHとDELAYのDELAY DEPTHも0にし、[ARPEGGIATOR ON/OFF]が点灯していたら消す。
  4. 1音を押さえ、少しこもったノコギリ波が一定の明るさで鳴り続けることを確かめる。これが「動きのない基準の音」。
  5. [EDIT SELECT 1]をLFO 2に合わせ、ノブ1(WAVE)をSine、ノブ2(KEY SYNC)をOFF、ノブ3(TEMPO SYNC)をOFF、ノブ4(FREQUENCY)を30前後にする。LFOはまだどこにもつながっていないので、音は変わらない。
  6. [EDIT SELECT 2]をPATCH 1に合わせ、ノブ1(SOURCE)をLFO 2、ノブ2(DEST)をCutOffにする。ノブ3(MOD INT)はまだ0。ここでも音は変わらない。
  7. 1音を押さえたまま、ノブ3(MOD INT)を0から少しずつ上げる。明るさがゆっくり上下し始める。+20前後で止める。
  8. ノブ3を-20前後にして聴き比べる。揺れの向きが逆になる(明るくなるタイミングと暗くなるタイミングが入れ替わる)。+20前後に戻す。
  9. [EDIT SELECT 1]をLFO 2に戻し、ノブ4(FREQUENCY)を10、30、80と変えて聴き比べる。遅いとうねり、速いとワウになる。30前後に戻す。
  10. [WRITE]、表示がB.87であることを確かめて、もう一度[WRITE]。

設定の目安

狙い 変える場所
揺れを深く PATCH 1のMOD INTを上げる。CUTOFFが低いと暗い側で音が消えるので、併せてCUTOFFを上げる。
揺れのクセを強く RESONANCEを少し上げる。上げすぎると耳に痛い。
規則的でない揺れ LFO 2のWAVEをSample&Holdにする(ステップ4の確認がしにくくなるので、試したらSineに戻す)。
弾くたびに同じ位置から揺らす LFO 2のKEY SYNCをTimbreかVoiceにする。

使いどころ

  • 伸ばしたパッドやドローンに、手を離していても続く動きをつけたいとき。
  • Virtual Patchを初めて触るとき。LFO→CutOffは変化がいちばん聴き取りやすい。

注意点・失敗例

  • MOD INTを上げても揺れない。 SOURCEがLFO 2ではない、またはDESTがCutOffではない。表示を見直す。
  • 揺れが聴こえにくい。 CUTOFFが127のまま。フィルターが全開だと、それ以上明るくならないので上側の揺れが消える。
  • LFO 2のFREQUENCYが表示されない。 TEMPO SYNCがON。このコースではOFFにする(ステップ4のLFO2 FrequencyはTEMPO SYNCがONだと効かない)。
  • PATCHは[EDIT SELECT 2]側、LFO 2とFILTERは[EDIT SELECT 1]側にある。

関連

公式マニュアル