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Korg microKORG › 順番に進めるVirtual Patchコース — レッスン 2 / 4

microKORG:FILTER EGで弾いた瞬間の音程を動かす

未検証手順 0 / 7 完了

ねらい

PATCH 2でFILTER EGをPitchへつなぎ、弾いた瞬間だけ音程が上から落ちてくる「しゃくり」を作る。ステップ1のLFOは押さえている間ずっと繰り返すが、EGは1回の発音ごとに1度だけ動く。周期の動きと時間の動きの違いを聴き分ける。

FILTER EGは名前のとおりフィルター用のエンベロープだが、ステップ1でFILTER EG INTを0にしてあるので、ここではフィルターに効かず、音程を動かすためだけに使える。

できあがり

セクション パラメータ 値
FILTER EG ATTACK/DECAY/SUSTAIN/RELEASE 0/30前後/0/0
PATCH 2 SOURCE/DEST/MOD INT FILTER EG/Pitch/+6前後

弾くたびに、音程がわずかに上から正しい高さへ素早く落ちる。そのあとはステップ1のオートワウが続く。

始める前

  • B.87を選び、ステップ1の音から始める。
  • FILTERのFILTER EG INTが0であることを確かめる。0でないと、このステップの変化に明るさの変化が混ざる。

手順

  1. [EDIT SELECT 1]をFILTER EGに合わせ、ノブ1(ATTACK)を0、ノブ2(DECAY)を30前後、ノブ3(SUSTAIN)を0、ノブ4(RELEASE)を0にする。どこにもつながっていないので、音は変わらない。
  2. [EDIT SELECT 2]をPATCH 2に合わせ、ノブ1(SOURCE)をFILTER EG、ノブ2(DEST)をPitchにする。ノブ3(MOD INT)はまだ0。
  3. 短く弾き直しながら、ノブ3(MOD INT)を0から少しずつ上げる。弾いた瞬間に音程が上から落ちてくるのが聴こえ始める。Pitchは少しの値でも大きく効くので、1つずつ上げる。+6前後で止める。
  4. ノブ3を-6前後にして聴き比べる。今度は下からしゃくり上げる。+6前後に戻す。
  5. [EDIT SELECT 1]をFILTER EGに戻し、ノブ2(DECAY)を10、30、80と変えて聴き比べる。短いほどアタックの「ピッ」という粒に、長いほどサイレンのような下降になる。30前後に戻す。
  6. 1音を押さえ続け、しゃくりが最初の一瞬だけで、そのあとはステップ1の揺れだけになることを確かめる。これがLFO(周期)とEG(時間)の違い。
  7. [WRITE]、表示がB.87であることを確かめて、もう一度[WRITE]。

設定の目安

狙い 変える場所
しゃくりを目立たなくする MOD INTを+2〜+3にする。音程の変化ではなく、アタックの硬さとして聴こえる。
ゆっくり音程が落ち着く FILTER EGのDECAYを長くする。
音程が戻りきらない FILTER EGのSUSTAINが0でない。0にする。
時間で左右に動かす DESTをPanにする(ステレオで聴く)。マニュアルの設定例にもある。

使いどころ

  • シンセタムやレーザー音のような、発音直後のピッチ変化が主役の音。
  • 小さい値でリードやベースのアタックに芯を足したいとき。

注意点・失敗例

  • 音程が戻らず、ずっとずれている。 FILTER EGのSUSTAINが0になっていない。SUSTAINの分だけ音程がずれたまま残る。
  • しゃくりと一緒に明るさまで変わる。 FILTERのFILTER EG INTが0になっていない。
  • 和音で弾くと音程が揃わない瞬間がある。 EGは音ごとに動くので、発音の瞬間は各音が同じように落ちる。濁るならMOD INTを下げる。
  • MOD INT1あたりの音程の変化量はマニュアルに書かれていない。耳で決め、上げすぎたら戻す。

関連

公式マニュアル