機材一覧 › Korg Volca Keys › 順番に進めるVolca Keysシーケンサー応用コース — レッスン 4 / 5
Volca Keys:テンポ1/2・1/4とActive Stepで展開を作る
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ねらい
シーケンスを書き換えずに、再生の仕方だけで展開を作る2つの操作を練習する。どちらも書き込まない一時的な操作として扱い、M6はステップ3の版のまま残す。
- テンポ1/2・1/4:テンポを半分・4分の1にする。同じラインが、ハーフタイムの重い展開になる。
- Active Step:ステップを抜いてループを短くする。入門コースでは音の無いステップを2つ抜いたが、ここでは4つ抜いて12ステップのループにする。
できあがり
M6を再生しながら、次の3つの状態を行き来できる。
| 状態 | 操作 | 聞こえ方 |
|---|---|---|
| 元 | 1/1、全ステップオン | 16ステップのベースライン |
| ハーフタイム | 1/2 | 同じラインが半分の速さで、重く鳴る |
| 12ステップ | ステップ4・8・12・16を抜く | 音はそのままで、ループが3拍ぶんに縮む |
始める前
- ステップ3でM6に書き込んだシーケンスが、今のシーケンスに入っていること。
- テンポが1/1、Active Stepが全部オンであること。不安なら
[FUNC]を押しながら[15](ACT.STP)を押して、全部のステップをオンに戻しておく。
手順
1. テンポを1/2・1/4にする
[PLAY]で再生する。[FUNC]を押しながら[9](1/2)を押す。ラインが半分の速さになり、CUTOFFの開き方やRATE・TIMEの動きも半分の速さになることを聴く。[FUNC]を押しながら[10](1/4)を押す。さらに半分の速さになる。[FUNC]を押しながら[8](1/1)を押して元の速さに戻す。- 切り替えがすぐ効くのか、ループの頭やステップの区切りで効くのかを、もう一度1/2と1/1を行き来して聴いておく。ステップ5では、切り替えるタイミングをこの聞こえ方に合わせる。
2. Active Stepで12ステップにする
- 再生したまま、
[FUNC]を押しながら[PLAY](ACTIVE STEP)を押す。PLAYが点滅し、オンになっているステップの鍵盤が点く。 [4]、[8]、[12]、[16]を押して、4つのステップを抜く。どれも音の無いステップなので、音は減らずにループだけが12ステップに縮む。[FUNC]を押してモードを抜け、4拍子のクリックとずれていく、つんのめるようなループを聴く。- もう一度
[FUNC]を押しながら[PLAY]を押してモードに入り、[4]、[8]、[12]、[16]を押して戻す。[FUNC]を押してモードを抜け、16ステップに戻ったことを聴く。
3. 組み合わせて戻す
- Active Stepで12ステップにしたまま、
[FUNC]を押しながら[9]を押して1/2にし、遅く短いループを聴く。 [FUNC]を押しながら[15](ACT.STP)を押して全部のステップをオンに戻し、[FUNC]を押しながら[8]を押して1/1に戻す。[PLAY]で止める。このステップでは書き込まない。
設定の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 1/2と1/4 | 1/2はハーフタイムのブレイク、1/4はほとんど止まったような間奏 |
| Active Stepで抜く場所 | 音の無いステップを等間隔に抜くと、フレーズは保ったまま拍子だけが変わる |
| 戻すとき | FUNC + 鍵盤15で一度に全部オンに戻る。1つずつ戻すより速い |
使いどころ
- ライブで、同じシーケンスのままハーフタイムのブレイクを作る。
- 12ステップのループで、ほかの4拍子の機材と周期をずらし、展開の緊張を作る。
注意点・失敗例
- 1/2・1/4に切り替わるタイミング。 マニュアルには「テンポを1/2または1/4にする」とだけあり、再生中に切り替えたときにいつ効くかは書かれていない。手順1の5で聴いた結果を、ステップ5で使う。
- Active Stepの状態は書き込まない。 抜いたまま書き込んだ場合にその設定もメモリーに残るかは、マニュアルに書かれていない。このコースでは、全部オンに戻してから書き込む。
- 外部クロックで動かしているとき。 1/2・1/4はMIDI INやSYNC INから来たテンポにも掛かる。Digitaktと一緒に鳴らしているときに1/2にすると、Volca Keysだけが半分の速さになる。
- Active Stepのモード中は、鍵盤がステップのオン・オフに使われる。 モードを抜けるのを忘れて音を弾こうとすると、ステップが抜けたり戻ったりする。
関連
- Active Step
- 鍵盤の第2機能
- Volca Keys:FLUXとActive Stepで崩してM8に保存する — Active Stepの基本
公式マニュアル
- KORG volca keys Owner's Manual — Tempo settings(FUNC + 1/1、1/2、1/4)、Active step mode、Clearing(FUNC + ACT.STP)