Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 3 / 5
パラメータロックで1音色を展開する
行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
同じサンプル、同じトラックのまま、特定のステップだけ明るさ・長さ・空間を変える。トラック全体の音色は残しつつ、パターンの中に導入、アクセント、余韻という役割を作る。
ゴール
Step: 01 05 09 13 役割: 導入 基本 アクセント 余韻 FREQ: 低め 基準 高め 基準 DEC: 短め 基準 基準 長め REV: 少なめ 少なめ 少なめ 多め
準備
- Track 6で、同じサンプルのトリガーを
[TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]に置く。 - トラック全体の音色は、短いサンプルの輪郭を作るで整えた基準値にする。
[RECORD]でGRID RECORDINGを有効にする。
手順
1. 導入だけを少し暗くする
[FLTR]を開く。[TRIG 1]を押し続けながら、FREQを基準値より少し下げる。- トリガーを離し、再生してステップ1だけが暗くなることを確認する。
トラックの通常値は変わらず、ステップ1だけに値が記録される。導入を控えめにして、次の音が開くように聞かせる。
2. 中盤に1つだけ明るいアクセントを作る
[TRIG 9]を押し続ける。[FLTR]のFREQを基準値より少し上げる。- 必要なら同じトリガーを押したまま
AMPのVOLをわずかに上げる。
音量だけを上げるより、先にフィルターを少し開くと、アクセントが前へ出て聞こえやすい。
3. 最後の音に余韻を残す
[TRIG 13]を押し続ける。[AMP]のDECを基準値より長くする。- 同じトリガーを押し続けたまま、
REVを少し上げる。
最後の音だけを長く・広くすると、次の小節へつながる余韻を作れる。共有Reverbが濁る場合は、まずREVを戻し、DECだけで長さを作る。
4. ロックの有無を比較する
各トリガーを押し続けると、ロックされたパラメータ値を確認できる。変化が多すぎると感じたら、対象のトリガーを押し続けながら該当するDATA ENTRYノブを押し、個別のロックだけを削除する。
5. 音を鳴らさずに余韻だけ変える
[FUNC]を押しながら[TRIG 15]を押し、ロックトリガーを置く。ノートトリガーの赤ではなく黄色に点灯する。[FLTR]を開き、[TRIG 15]を押し続けながらFREQを大きく下げる。- 再生し、ステップ13の余韻が、ステップ15から暗くなることを確認する。
ロックトリガーは音を鳴らさず、パラメータロックだけを実行する。鳴っている音の途中で値を切り替えられるので、手順3で長くした余韻の後半だけを変えられる。
使いどころ
- 1小節の頭だけを暗くし、次の音を強く聞かせる。
- 4打のうち1打だけを長くして、フレーズの終わりを作る。
- 同じハイハットの中で、最後の1打だけ明るくする。
注意点・失敗例
- パラメータロックは、トリガーを押し続けながら値を変えたときだけ作られる。トリガーを押さずにノブを回すと、トラック全体の基準値が変わる。
- 1パターンでロックできる異なるパラメータは最大72。まずは
FREQ、DEC、REVの3種類だけで役割を作る。 REVとDELは共有エフェクトへの送信量。複数トラックで上げすぎると、曲全体が濁る。
保存
気に入った変化を残す場合は、[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]でパターンを恒久保存する。[FUNC] + [YES]は試行用の一時保存であり、恒久保存にはならない。SAVE TO PROJを使えない場合は、先に[FUNC] + [SETTINGS]からプロジェクトを一度保存する。
作ったトラックの音色を別のプロジェクトでも使うときは、Soundとして+Driveへ書き出す。
- Track 6を選び、
[FUNC]+[SONG MODE]でIMPORT/EXPORTメニューを開く。 EXPORT SOUNDを選び、[YES]を押す。LEVEL/DATAノブで空きスロットを選び、[YES]を押す。- 名前を付けて
[YES]を押す。続くTAGS画面でタグを選び、<SAVE>で[YES]を押す。
パターンの中のSoundは、+DriveのSoundから切り離されたコピー。書き出さない限り、音色はこのパターンの中にしか残らない。パラメータロックはパターン側の情報なので、Soundには含まれない。