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Digitakt › 順番に進める入門コース — レッスン 4 / 8

パターンを複製してブレイクを作る

未検証手順 0 / 21 完了

ねらい

ベースを足して2周目の変化を作るで完成した基本パターンを別の空きスロットへ複製し、キックとベースを引いたブレイク用パターンを作る。元のパターンを残したまま、2つのパターンを切り替えて展開を作れるようにする。

できあがり

パターン 役割 残すもの 引くもの
元のパターン 基本ループ Kick、Snare、Hat、Bass なし
複製先のパターン 1周分のブレイク Snare、Hat、Fill Kick、Bass

始める前

  • 前のステップ(ステップ3)で作ったパターンを開く。
  • 先に[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]で元のパターンを保存する。
  • 現在のバンクで、消灯している[TRIG]キーを1つ探す。消灯は空きパターンスロット、白点灯はすでにデータがあるスロットを示す。白点灯のスロットには貼り付けない。
  • 複製先に使う番号をメモする。ここでは例として[TRIG 2]と呼ぶが、実際には見つけた空きスロットを使う。

手順

1. 現在のパターンを空きスロットへ複製する

  1. [RECORD]が赤く点灯していないことを確認する。点灯していれば[RECORD]を押してグリッドレコーディングをオフにする。
  2. 現在のパターンで[FUNC] + [RECORD]を押してコピーする。
  3. [PTN]を押してから、空きスロットの[TRIG]キーを押して複製先のパターンを選ぶ。
  4. [FUNC] + [STOP]を押して貼り付ける。

複製先は現在選択中なので、複製後は赤点灯になる。別のパターンを選んだ後に白点灯なら、シーケンスと音作りの設定が入った状態。元のパターンはそのまま残る。

2. ブレイク用パターンからキックを引く

  1. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。
  2. [TRK] + [TRIG 1]でKickのトラックを選ぶ。
  3. [TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]を短く押して、キックのトリガーを消す。
  4. [RECORD]を押してオフにし、ハイハットとスネアだけが残ることを再生して確認する。

トリガーを長押しすると編集になるため、消すときは短く押す。キックを完全に消す代わりに、1ステップ目だけ残すとブレイクの拍感を保ちやすい。

3. ベースも引いて空間を作る

  1. [RECORD]をオンにする。
  2. [TRK] + [TRIG 4]でBassのトラックを選ぶ。
  3. 基本のベースを置いた[TRIG 1]、[TRIG 7]、[TRIG 9]、[TRIG 15]を短く押して消す。
  4. [RECORD]をオフにし、低域がなくなった状態を確認する。

15ステップ目に2:2の条件を付けていた場合も、トリガーを消すとその条件を含めて消える。次の小節頭で元のパターンへ戻すと、キックとベースが復帰して強く聞こえる。

4. Fillを確認して、元のパターンへ戻す

  1. ブレイク用パターンを再生し、必要なら[YES] + [PAGE]で次の1周だけFillを有効にする。
  2. ブレイクの1周が終わる前に[PTN]を押し、元のパターンの[TRIG]キーを押す。
  3. 現在のパターンが終わると、元のパターンが始まる。キックとベースが戻ることを確認する。

パターン切替は再生中でも予約できる。まずは「基本を4周 → ブレイクを1周 → 基本へ戻る」の順で試す。

5. ブレイク用パターンを保存する

  1. ブレイク用パターンを選び直す。
  2. [SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]で保存する。SAVE TO PROJを使えない場合は、先に[FUNC] + [SETTINGS]からプロジェクトを一度保存する。
  3. 元のパターンにも未保存の変更がある場合は、元のパターンを選び直して同じ操作で保存する。

6. ミュートで同じブレイクを作る(別の方法)

  1. 元のパターンを選び、[PLAY]で再生する。
  2. [FUNC]を押したまま[TRIG 1]と[TRIG 4]を押し、キックとベースをミュートする。
  3. もう一度[FUNC]を押したまま[TRIG 1]と[TRIG 4]を押し、ミュートを解除する。

これはQuick Mute。パターンを増やさずに、その場でブレイクを作れる。ライブでの即興はミュート、曲として順番を決めて残すブレイクはパターン複製、と使い分ける。

Quick Muteは、直前に使ったミュートモードで効く。初めはGLOBAL MUTEで、ミュートはすべてのパターンに効く。このパターンだけをミュートしたいときは、[FUNC]を押したまま[BANK]を2回押してPATTERN MUTEモードにしてから使う。

次に試すこと

  1. ハイハットに揺れを加えるで、基本パターンに音数を増やさない変化を加える。
  2. ブレイク用パターンのスネア15・16ステップだけ、FILL条件にして戻る直前の動きを作る。
  3. グローバルミュートとパターンミュートを使い分けるで、パターンを増やさない展開も試す。

注意点・失敗例

  • 貼り付け先が白点灯なら既存データがある。上書きしたくないときは、消灯している別のスロットを選ぶ。
  • 複製は[RECORD]がオフのときに行う。オンのままではトラック単位のコピー操作になる。
  • SAVE TO PROJを実行するまで、複製先の編集は+Driveへ恒久保存されない。

関連

公式マニュアル