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Digitakt › 順番に進める入門コース — レッスン 5 / 8

ハイハットに揺れを加える

未検証手順 0 / 17 完了

ねらい

これまで作った基本パターンのハイハットへ、小さな明るさの変化を加える。音数やリズムを変えずに、LFOとパラメータロックでループの単調さを和らげる。

できあがり

ハイハットの位置はそのままに、各音のフィルター周波数だけを少しずつ変える。

Step: 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
Hat : -  X  -  X  -  X  -  X  -  X  -  X  -  X  -  X
Tone:    ・     ↓     ・     ↓     ・     ↓     ・     ↓

・はLFOによる小さな揺れ、↓はパラメータロックで少し暗くするステップの例。

始める前

手順

1. ハイハットのトラックを選ぶ

  1. [TRK] + [TRIG 3]でHatのトラックを選ぶ。
  2. [PLAY]を押してパターンを再生する。
  3. ハイハットだけが聞こえる程度まで、必要ならトラック3のLEVEL/DATAノブを少し調整する。

音量を変える前後で比較できるよう、最初は他のトラックを消さずに再生する。

2. LFOでフィルターを小さく揺らす

  1. [LFO]を押してLFO 1のページを開く。
  2. DESTでFILTER: Frequencyを選び、[YES]で確定する。
  3. WAVEをRND(Random)、MODEをTRGにする。
  4. DEPを0から少しずつ上げ、各ハイハットの明るさがわずかに変わる地点で止める。

TRGでは、ハイハットが鳴るたびにLFOが再スタートする。まずはSPDを大きく動かさず、DEPだけで変化の量を決める。

OS 1.53以降は、WAVEをRNDにするとPHASの位置がSLEWに変わる。ここでは0のままにして、各ハイハットの明るさがはっきり変わる状態から始める。上げると値の切り替わりがなめらかになり、揺れが穏やかになる。

3. 4拍ごとに少し暗い音を置く

  1. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。
  2. [TRIG 4]を押し続けながら[FLTR]を開き、FREQのDATA ENTRYノブEを少し下げる。
  3. 同様に[TRIG 8]、[TRIG 12]、[TRIG 16]にも小さなフィルターロックを付ける。
  4. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオフにする。

LFOは全体の細かな揺れ、パラメータロックは区切りのアクセントとして働く。最初は4つのステップすべてに同じ値を置いてよい。

4. 揺れの量を決める

  1. 2周以上再生して、ハイハットが消えたり急に暗くなったりしないか確認する。
  2. 変化が大きすぎるときは、まずLFOのDEPを下げる。
  3. 変化が分かりにくいときは、DEPを上げる前に4、8、12、16ステップのパラメータロックを少しだけ深くする。

全体を大きく揺らすより、意識を向けると違いが分かる程度に留めると、キックとベースの土台を邪魔しにくい。

5. 保存する

  1. 基本パターン全体を聴き、ハイハットがリズムの前に出すぎていないことを確認する。
  2. 残す場合は[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]で保存する。SAVE TO PROJを使えない場合は、先に[FUNC] + [SETTINGS]からプロジェクトを一度保存する。
  3. 作り直す場合は[FUNC] + [NO]で一時保存した状態へ戻す。

次に試すこと

  1. パターンチェインで基本とブレイクをつなぐで、作ったパターンを一時的な曲の流れとして試す。
  2. ブレイク用パターンにも同じLFO設定をコピーするか、ブレイク側だけDEPを小さくして比較する。
  3. 16分で刻むハイハットにも同じLFO設定を使う。TRGは各トリガーで変化をリセットするので、細かい刻みでも粒がそろって聞こえる。

使いどころ

ローファイ、ハウス、テクノなど、同じパターンを長く回す場面。音数を増やさず、ループの寿命を延ばせる。

注意点・失敗例

  • DEPが0ではLFOによる変化は起きない。DESTとDEPを先に確認する。
  • DEPを上げすぎると、ハイハットが不規則に消えたように聞こえる。まずDEPを下げてから、パラメータロックの量を調整する。
  • パラメータロックを付けたステップを消すと、そのステップのロックも消える。リズムを編集するときはロックの有無も確認する。

関連

公式マニュアル