Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 1 / 5
短いサンプルの輪郭を作る
行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
短いパーカッション、ノイズ、スタブのような1つのサンプルを、SRC、FLTR、AMPの順に整える。素材を選び直さずに「どのような音として鳴らすか」を決める、Digitaktの音作りの基本。
ゴール
同じサンプルから、曲の中で使える短いアクセント音を作る。
素材のサンプル
→ SRC:鳴らす範囲を決める
→ FLTR:明るさと響きを決める
→ AMP:立ち上がりと長さを決める
→ 短いアクセント音
準備
- 空いているオーディオトラックを1つ選ぶ。ここではTrack 6を使う。
[SRC]から、短いパーカッション、短いノイズ、コードスタブのいずれかを割り当てる。サンプルがなければファクトリーサンプルを探して読み込むを先に行う。[RECORD]でGRID RECORDINGを有効にし、[TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]にトリガーを置く。[RECORD]を終了し、[PLAY]で繰り返し再生する。
最初は低域が長く残るキックやベースを避ける。短い素材の方が、各ページの役割を聞き分けやすい。
手順
1. SRCで鳴らす範囲を決める
[SRC]を開く。- マシンが
ONESHOTであることを確認する。 STRTを少しだけ動かし、素材のどこから鳴らすかを聴く。LENを短くして、必要なアタックだけが残る位置を探す。
STRTとLENはサンプルの再生範囲を決める。ここでは音色を加工する前に、使いたい断片を絞る。輪郭が弱い場合はSTRTを少し後ろへ送るのではなく、先に元の立ち上がりを残せているか確認する。
2. FLTRで明るさを決める
[FLTR]を開き、TYPEをLowpassにする。FREQを少しずつ下げ、耳に痛い高域が収まる位置を探す。- 必要なら
RESOを少しだけ上げ、カットオフ付近の響きを足す。 FREQを一度低めにしてから、ENVを正の値へ少し上げる。鳴るたびにフィルターが開き、すぐ閉じるようになる。- 同じFLTRページの
SUSを低め(0付近)にし、DECを短くして、開いたフィルターが閉じるまでの速さを決める。
SUSが高いままだと、フィルターは開いた位置に留まり、DECを短くしても「すぐ閉じる」動きにならない。
Lowpassは高域を抑える。FREQだけで「明るい/暗い」を決め、RESOは最後に少量だけ足す。最初から両方を大きく動かすと、何が音を変えたのか判断しにくい。
ENVはフィルターエンベロープの深さで、FREQを基準に、鳴った瞬間だけカットオフを動かす。FLTRページのDECを短くすると「はじく」ような立ち上がりになり、長くすると明るさがゆっくり引いていく。AMPページのDEC(音量の長さ)とは別のパラメータ。ENVを負の値にすると、鳴った瞬間だけ暗くなる。
3. AMPで長さを決める
[AMP]を開く。ATKは短く保ち、アタックが鈍らないようにする。HOLDを短くする。DECを少しずつ変え、次の4分音符を邪魔しない長さにする。
HOLDは音量が保たれる時間、DECはそこから消えるまでの時間を決める。音が長すぎると感じたら、まずHOLD、次にDECを短くする。
4. 曲の中で確認する
既存のドラムやベースを一緒に再生し、Track 6の音が「目立つが、次の音を覆わない」位置にあるか確認する。大きすぎる場合は、先にAMPのVOLを下げる。
変化の作り方
STRTを少しずつ動かし、同じサンプルから柔らかい断片と硬い断片を探す。FREQを少し閉じて、主張を抑えた裏拍用の音にする。HOLDとDECを長くして、短いノイズを小さなパッドのように使う。
注意点・失敗例
- 1回の試行で
SRC、FLTR、AMPを同時に大きく変えない。順序を守ると、戻したい箇所が分かる。 RESOを上げすぎると、耳に痛いピークや音量感の増加につながる。まずFREQを決める。HOLDを固定値にすると、TRIG PARAMETERSのLENや鍵盤を離す操作では音の長さを止められない。演奏で長さをコントロールしたい場合はHOLD: NOTEを使う。