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Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 1 / 5

短いサンプルの輪郭を作る

未検証手順 0 / 17 完了

短いパーカッション、ノイズ、スタブのような1つのサンプルを、SRC、FLTR、AMPの順に整える。素材を選び直さずに「どのような音として鳴らすか」を決める、Digitaktの音作りの基本。

ゴール

同じサンプルから、曲の中で使える短いアクセント音を作る。

素材のサンプル
  → SRC:鳴らす範囲を決める
  → FLTR:明るさと響きを決める
  → AMP:立ち上がりと長さを決める
  → 短いアクセント音

準備

  1. 空いているオーディオトラックを1つ選ぶ。ここではTrack 6を使う。
  2. [SRC]から、短いパーカッション、短いノイズ、コードスタブのいずれかを割り当てる。サンプルがなければファクトリーサンプルを探して読み込むを先に行う。
  3. [RECORD]でGRID RECORDINGを有効にし、[TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]にトリガーを置く。
  4. [RECORD]を終了し、[PLAY]で繰り返し再生する。

最初は低域が長く残るキックやベースを避ける。短い素材の方が、各ページの役割を聞き分けやすい。

手順

1. SRCで鳴らす範囲を決める

  1. [SRC]を開く。
  2. マシンがONESHOTであることを確認する。
  3. STRTを少しだけ動かし、素材のどこから鳴らすかを聴く。
  4. LENを短くして、必要なアタックだけが残る位置を探す。

STRTとLENはサンプルの再生範囲を決める。ここでは音色を加工する前に、使いたい断片を絞る。輪郭が弱い場合はSTRTを少し後ろへ送るのではなく、先に元の立ち上がりを残せているか確認する。

2. FLTRで明るさを決める

  1. [FLTR]を開き、TYPEをLowpassにする。
  2. FREQを少しずつ下げ、耳に痛い高域が収まる位置を探す。
  3. 必要ならRESOを少しだけ上げ、カットオフ付近の響きを足す。
  4. FREQを一度低めにしてから、ENVを正の値へ少し上げる。鳴るたびにフィルターが開き、すぐ閉じるようになる。
  5. 同じFLTRページのSUSを低め(0付近)にし、DECを短くして、開いたフィルターが閉じるまでの速さを決める。

SUSが高いままだと、フィルターは開いた位置に留まり、DECを短くしても「すぐ閉じる」動きにならない。

Lowpassは高域を抑える。FREQだけで「明るい/暗い」を決め、RESOは最後に少量だけ足す。最初から両方を大きく動かすと、何が音を変えたのか判断しにくい。

ENVはフィルターエンベロープの深さで、FREQを基準に、鳴った瞬間だけカットオフを動かす。FLTRページのDECを短くすると「はじく」ような立ち上がりになり、長くすると明るさがゆっくり引いていく。AMPページのDEC(音量の長さ)とは別のパラメータ。ENVを負の値にすると、鳴った瞬間だけ暗くなる。

3. AMPで長さを決める

  1. [AMP]を開く。
  2. ATKは短く保ち、アタックが鈍らないようにする。
  3. HOLDを短くする。
  4. DECを少しずつ変え、次の4分音符を邪魔しない長さにする。

HOLDは音量が保たれる時間、DECはそこから消えるまでの時間を決める。音が長すぎると感じたら、まずHOLD、次にDECを短くする。

4. 曲の中で確認する

既存のドラムやベースを一緒に再生し、Track 6の音が「目立つが、次の音を覆わない」位置にあるか確認する。大きすぎる場合は、先にAMPのVOLを下げる。

変化の作り方

  • STRTを少しずつ動かし、同じサンプルから柔らかい断片と硬い断片を探す。
  • FREQを少し閉じて、主張を抑えた裏拍用の音にする。
  • HOLDとDECを長くして、短いノイズを小さなパッドのように使う。

注意点・失敗例

  • 1回の試行でSRC、FLTR、AMPを同時に大きく変えない。順序を守ると、戻したい箇所が分かる。
  • RESOを上げすぎると、耳に痛いピークや音量感の増加につながる。まずFREQを決める。
  • HOLDを固定値にすると、TRIG PARAMETERSのLENや鍵盤を離す操作では音の長さを止められない。演奏で長さをコントロールしたい場合はHOLD: NOTEを使う。

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公式マニュアル