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Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 2 / 5

LFOで静止した音に動きを作る

未検証手順 0 / 17 完了

ステップ1で整えた音に、LFOで小さな明るさの変化を加える。ここではフィルター周波数だけを動かし、DEST、DEP、WAVE、MODEの役割を一つずつ聴く。

ゴール

同じ4打のアクセントが、音量を変えずに少しずつ明暗を変える。

トリガー:   1       5       9       13
明るさ:     明      少し暗  明      少し暗

準備

手順

1. 動かす先を決める

  1. [LFO]を押してLFO 1を開く。
  2. DESTでFILTER: Frequencyを選び、[YES]で確定する。
  3. DEPを小さく正の値へ動かし、フィルターが開閉する量を確認する。

DESTは「何を動かすか」、DEPは「どれだけ動かすか」を決める。変化が大きすぎる場合は、SPDより先にDEPを下げる。

2. 連続した揺れを作る

  1. WAVEをTriangleにする。
  2. MODEをFREにする。
  3. SPDをゆっくり動かし、数小節かけて明暗が往復する位置を探す。

FREはノートを鳴らしても止まらず動き続ける。4打ごとに同じ変化を繰り返すのではなく、パターン全体がゆっくり呼吸するように聞こえればよい。

3. トリガーごとの変化に替える

  1. MODEをTRGにする。
  2. WAVEをRandomに替える。
  3. SPDはそのままにして、DEPだけ小さく調整する。

TRGでは各ノートでLFOが再スタートする。Randomと組み合わせると、同じサンプルの各トリガーに異なるフィルターの明るさを与えられる。

OS 1.53以降は、WAVEをRandom(RND)にするとPHASの位置がSLEWに変わる。0では値が段差で切り替わり、上げるほど1打の中でなめらかに移る。まずは0で各トリガーの違いをはっきり聴き、次に少し上げて比べる。

4. 1回だけの変化を作る

  1. WAVEをRampまたはExponentialにする。
  2. MODEをONEにする。
  3. SPDを遅くし、DEPを小さく保つ。

ONEはトリガーごとに波形を1周して停止する。LFOを簡易的なエンベロープのように使い、1打の中だけ明るさを変えられる。

5. LFOの代わりに、手で動かして録る

  1. [LFO]を開き、DEPを0に戻す。
  2. [FLTR]を開く。
  3. [RECORD]を押しながら[PLAY]を押し、ライブ録音を始める。
  4. 1周の間に、FREQのDATA ENTRYノブEをゆっくり回す。
  5. [PLAY]を押してライブ録音を終え、再生は続けたまま聴く。

ライブ録音中にノブを回すと、その動きがパラメータロックとして記録される。トリガーの無いステップにはロックトリガーが自動で置かれる。LFOの規則的な動きと違い、自分の手の動きがそのまま毎周再生される。録り直したいときは、ライブ録音中に[NO]を押したままFREQのノブを押し続ける。再生位置が通過したステップから順に、そのパラメータのロックだけが消えるので、1周ぶん押し続ける。

聴き比べの順番

  1. DESTを決める。
  2. DEPで変化量を決める。
  3. WAVEで変化の形を決める。
  4. MODEでトリガーとの関係を決める。
  5. 最後にSPDで時間を決める。

この順なら、音が変わりすぎたときにも原因を切り分けやすい。

注意点・失敗例

  • DEPが0では、DESTやWAVEを設定しても変化は起きない。
  • FREはパターンの途中から再生するとLFOの位相が変わって聞こえる。毎回同じ動きが必要ならTRGまたはONEを選ぶ。
  • LFOはSRC、FILTER、AMPの各パラメータへ送れるが、初めは1つのDESTだけにする。

関連

公式マニュアル