Digitakt › 順番に進めるサンプル音作り入門 — レッスン 2 / 5
LFOで静止した音に動きを作る
行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
ステップ1で整えた音に、LFOで小さな明るさの変化を加える。ここではフィルター周波数だけを動かし、DEST、DEP、WAVE、MODEの役割を一つずつ聴く。
ゴール
同じ4打のアクセントが、音量を変えずに少しずつ明暗を変える。
トリガー: 1 5 9 13
明るさ: 明 少し暗 明 少し暗
準備
- 短いサンプルの輪郭を作るで作ったTrack 6を開く。
[PLAY]で4打のアクセントを繰り返し再生する。
手順
1. 動かす先を決める
[LFO]を押してLFO 1を開く。DESTでFILTER: Frequencyを選び、[YES]で確定する。DEPを小さく正の値へ動かし、フィルターが開閉する量を確認する。
DESTは「何を動かすか」、DEPは「どれだけ動かすか」を決める。変化が大きすぎる場合は、SPDより先にDEPを下げる。
2. 連続した揺れを作る
WAVEをTriangleにする。MODEをFREにする。SPDをゆっくり動かし、数小節かけて明暗が往復する位置を探す。
FREはノートを鳴らしても止まらず動き続ける。4打ごとに同じ変化を繰り返すのではなく、パターン全体がゆっくり呼吸するように聞こえればよい。
3. トリガーごとの変化に替える
MODEをTRGにする。WAVEをRandomに替える。SPDはそのままにして、DEPだけ小さく調整する。
TRGでは各ノートでLFOが再スタートする。Randomと組み合わせると、同じサンプルの各トリガーに異なるフィルターの明るさを与えられる。
OS 1.53以降は、WAVEをRandom(RND)にするとPHASの位置がSLEWに変わる。0では値が段差で切り替わり、上げるほど1打の中でなめらかに移る。まずは0で各トリガーの違いをはっきり聴き、次に少し上げて比べる。
4. 1回だけの変化を作る
WAVEをRampまたはExponentialにする。MODEをONEにする。SPDを遅くし、DEPを小さく保つ。
ONEはトリガーごとに波形を1周して停止する。LFOを簡易的なエンベロープのように使い、1打の中だけ明るさを変えられる。
5. LFOの代わりに、手で動かして録る
[LFO]を開き、DEPを0に戻す。[FLTR]を開く。[RECORD]を押しながら[PLAY]を押し、ライブ録音を始める。- 1周の間に、
FREQのDATA ENTRYノブEをゆっくり回す。 [PLAY]を押してライブ録音を終え、再生は続けたまま聴く。
ライブ録音中にノブを回すと、その動きがパラメータロックとして記録される。トリガーの無いステップにはロックトリガーが自動で置かれる。LFOの規則的な動きと違い、自分の手の動きがそのまま毎周再生される。録り直したいときは、ライブ録音中に[NO]を押したままFREQのノブを押し続ける。再生位置が通過したステップから順に、そのパラメータのロックだけが消えるので、1周ぶん押し続ける。
聴き比べの順番
DESTを決める。DEPで変化量を決める。WAVEで変化の形を決める。MODEでトリガーとの関係を決める。- 最後に
SPDで時間を決める。
この順なら、音が変わりすぎたときにも原因を切り分けやすい。
注意点・失敗例
DEPが0では、DESTやWAVEを設定しても変化は起きない。FREはパターンの途中から再生するとLFOの位相が変わって聞こえる。毎回同じ動きが必要ならTRGまたはONEを選ぶ。- LFOはSRC、FILTER、AMPの各パラメータへ送れるが、初めは1つのDESTだけにする。