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P-6:バスを分けてMFXの5ボタンを聴き比べる
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ねらい
MFXを掛ける音と掛けない音をバスで分けてから、上の5ボタン(LOOPER、PITCH、DELAY、FILTER、SCATTER)を1つずつ試す。CTRL1〜CTRL3で何が変わるかを耳で覚える。
最初にキックをMFXの掛からないバスへ逃がしておくと、どの効果を掛けても拍の頭が残る。以降のステップはすべてこの状態から始める。
できあがり
Pad 1(キック) → BUS A … MFXが掛からない
Pad 2〜6(それ以外) → BUS EFFECT … MFXが掛かる
5ボタンを1つずつON → CTRL1〜3を回す → OFF
始める前
先に理解すること
P-6の出力バスは3つ。MFXが掛かるのはBUS EFFECTへ送った音だけ(出力バスとEFFECT GRAB)。
| 操作 | 切り替わる先 |
|---|---|
[MFX]を押しながらPad |
BUS A ⇔ BUS EFFECT |
[MFX] + [DELAY]を押しながらPad |
BUS B ⇔ BUS EFFECT |
切り替えた先は、そのPadの光り方で分かる。BUS Aは暗く点灯、BUS Bは暗く点滅、BUS EFFECTは点灯。
5ボタンの効果は決まっている。
| ボタン | 効果 | CTRL1 |
CTRL2 |
CTRL3 |
|---|---|---|---|---|
[LOOPER] |
DJFX Looper | LENGTH | SPEED | LOOP SW |
[PITCH] |
Chromatic PS | PITCH1 | PITCH2 | BALANCE |
[DELAY] |
Sync Delay | TIME | FEEDBACK | LEVEL |
[FILTER] |
Filter+Drive | CUTOFF | RESONANCE | DRIVE |
[SCATTER] |
Scatter | TYPE | DEPTH | SCATTER |
手順
1. キックをBUS Aへ逃がす
[MFX]を押しながらPad 1を押し、表示がBUS.Aになるまで繰り返す。[MFX]を押しながらPad 2を押し、表示がEFXになることを確かめる。Pad 3〜6も同じようにEFXにする。[▶]でパターンを再生する。
2. FILTERで基本の動きを覚える
[FILTER]を押してONにする。押している必要はなく、もう一度押すまで効き続ける。CTRL1(CUTOFF)を左へ回して閉じ、ゆっくり右へ戻す。キックだけが変わらずに残ることを確かめる。CTRL2(RESONANCE)を少し上げてから、もう一度CTRL1を動かす。[FILTER]を押してOFFにする。
3. 残りの4ボタンを1つずつ試す
[DELAY]を押してONにし、CTRL3(LEVEL)を少しだけ上げてからCTRL2(FEEDBACK)を動かす。[DELAY]でOFFにする。[PITCH]を押してONにし、CTRL1(PITCH1)を+12にして、CTRL3(BALANCE)で原音との混ざり具合を決める。[PITCH]でOFFにする。[LOOPER]を押してONにし、CTRL1(LENGTH)を短くしてから、CTRL2(SPEED)を0より少し上と負の側へ動かす。[LOOPER]でOFFにする。[SCATTER]を押してONにし、CTRL2(DEPTH)を低めから上げる。[SCATTER]でOFFにする。
効果を切り替えて戻ると、CTRL1〜CTRL3の値は前に回した位置のまま残っている(配信での観察。マニュアルでは未確認)。
4. 気に入った位置を書き留める
- 次のステップで使う出発点を決める。
[FILTER]をONにしてCTRL1(CUTOFF)を閉じぎみにし、[FILTER]でOFFにする。[LOOPER]をONにしてCTRL1(LENGTH)を短めにし、[LOOPER]でOFFにする。 [SHIFT] + [TIE] (WRITE)でEFCtを選び、[ENTER]で保存する。
使いどころ
- 新しいパターンを作るたびに、最初にキック(とベース)を
BUS Aへ逃がす。 - 効果の名前を覚えるより、「どのつまみで何が変わるか」を耳で覚える。
注意点・失敗例
- 効果が掛からない。 そのPadが
BUS A/BUS Bに送られている。[MFX]を押しながらPadを押し、EFXにする。 - 全部の音が崩れる。 キックも
BUS EFFECTに送られている。手順1をやり直す。 - センドのディレイ・リバーブは別経路。
MIXERのセンドはBUS EFFECTのFILTERを通らない。FILTERで暗くしても、センドの残響は明るいまま残る(配信での指摘。マニュアルでは未確認)。 [SHIFT]+CTRL1〜CTRL3で補助のパラメータを触れる効果もある(例:FILTERのFLT TYPE)。最初は触らない。
関連
- MFX
- 出力バスとEFFECT GRAB
- P-6:ミュートとMotion・GRANULAR・MFXで展開する
- The ROLAND P-6 deep dive guide tutorial — 5ボタンとバスの切り替え、効果ごとにつまみの値が残ること