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P-6:内部リサンプリングで展開をPadに焼き込む

未検証最終更新 手順 0 / 16 完了

ねらい

ステップ1のパターン、ステップ2のGRANULAR、MFXの演奏をまとめて、空いたPadへ録音する。P-6はサンプリング中に自分の出力も録れるので、特別なモードは要らない。

焼き込むと、保存できなかった演奏(GRANULARの手弾きやMFXのつまみ)が、何度でも同じに鳴るPadになる。GRANULARとMFXは空くので、焼いた音の上でまた別の演奏ができる。

できあがり

ステップ1のパターン + GRANULAR(手弾き)+ 小節末のEFFECT GRAB
   → SAMPLINGをSynCで待機 → [▶]で頭から1小節を録音 → 空きPadへ
   → 複製したパターンで新Padだけを鳴らし、元のPadをミュート

始める前

  • ステップ2までのパターンを開いておく。
  • 録音先の空きPadを1つ確認する。すでにサンプルが入っているPadには録音できない。
  • 本体保存は自動ではない。始める前に[SHIFT] + [TIE] (WRITE)で今の状態を保存しておく。

先に理解すること

[SAMPLING]を押した状態では、ノブとボタンが録音の設定になる。

操作 設定 このステップでの値
START 録音の長さ ÷.1(1小節)
END 録音の始め方 SynC([▶]で始まる)
PITCH モノラル/ステレオ 下の表で決める
[LO-Fi] サンプリング・レート 44.1kHz(暗く点灯)
[DELETE] マイクのミュート 点灯させる(マイクを録らない)

1つのサンプルに録れる長さには上限がある(44.1kHz)。

BPM 1小節の長さ ステレオ(2.9秒まで) モノラル(5.9秒まで)
90 約2.7秒 録れる 録れる
120 2.0秒 録れる 録れる
2小節にする 2倍 120 BPMでも超える 120 BPMなら録れる

手順

1. 演奏の段取りを決める

  1. [▶]でステップ1のパターンを再生し、ステップ2のテクスチャを保持して重ねる。
  2. 小節の最後の1拍で[PATTERN] + [LOOPER]を押し、次の小節頭で離す(EFFECT GRAB)。この1小節を焼き込む。
  3. [▶]を押して再生を止める。テクスチャは保持したままにしておく。

焼き込む1小節の中で、最後の1拍だけを崩すのが扱いやすい。全部を崩すと、あとで普通のループとしては使えなくなる。

2. 録音を待機させる

  1. [SAMPLING]を押し、点滅している空きPadを押して録音先にする。
  2. [DELETE]が点灯していることを確かめる(マイクをミュートする)。消えていれば押して点灯させる。
  3. STARTを回して÷.1、ENDを回してSynCにする。
  4. PITCHを回してStEr(ステレオ)にする。BPMが82より遅いときは÷ono(モノラル)にする。

3. 頭から録る

  1. テクスチャが鳴っていることを確かめてから[▶]を押す。パターンの頭で録音が始まる。
  2. 小節の最後の1拍で[PATTERN] + [LOOPER]を押し、小節頭で離す。
  3. 1小節で録音が自動で止まる。表示がdonEになるまで待つ。
  4. 新しいPadを押し、焼き込んだ1小節が頭から鳴ることを確かめる。

録音後は自動でノーマライズされるので、元より大きく聴こえることがある。PadのLEVELで合わせる。

4. 焼いたPadで展開を作る

  1. [SHIFT] + [ø] (COPY)でdUPLを選び、[ENTER]でパターンを複製する。
  2. 複製したパターンで、焼いたPadをステップ1に置く。
  3. 元のループのPadとGRANULARを[SHIFT] + Pad、[SHIFT] + [GRANULAR]でミュートする。
  4. 空いたGRANULARで、別の位置(START)から新しいテクスチャを作って重ねる。
  5. [SHIFT] + [TIE] (WRITE)で保存する。

使いどころ

  • 手弾きのGRANULARやMFXの偶然を、次のパターンで確実に再生する。
  • 焼いたPadをChoPやステップ1のSTARTのMotionでもう一度切る。焼く → 切る → 焼くを繰り返すほど、元の素材から離れていく。
  • 曲のブレイクを1Padに畳み、ミュート1つで出し入れする。

注意点・失敗例

  • マイクの音が混ざる。 サンプリング中は内部の音とマイクが一緒に録られる。[DELETE]が点灯している(マイクがミュートされている)ことを毎回確かめる。
  • テクスチャが止まる。 [SAMPLING]に入ったときに保持が解けるかは、マニュアルに書かれていない(未確認)。解けた場合は、GRANULARなしのパターンとEFFECT GRABだけを焼き、テクスチャは焼いたPadの上で弾き直す。
  • MFXの設定を後から直せない。 録れるのは聴こえている結果だけ。気に入らなければ録り直す。
  • 長さが足りない。 2小節以上やBPMが遅い曲では、上の表を見てモノラルか22kHz([LO-Fi]を点灯)にする。22kHzにすると、モノラルで11.8秒まで録れる代わりに高域が落ちる。
  • 空きPadと総サンプル時間を消費する。使わなかったテイクは消す。

コースを終えて

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公式マニュアル