機材一覧 › Korg Volca Keys › 順番に進めるVolca Keys音色別コース — レッスン 1 / 5
Volca Keys:POLYで3音コードのパッドを作る
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ねらい
VOICEをPOLYにすると、3つのVCOが1音ずつ受け持ち、のこぎり波で3音までの和音が鳴る。入門コースではUNISONで3つを1音に重ねたが、ここでは3つを別々の音に使う。立ち上がりと余韻を長くし、LFOでカットオフをゆっくり揺らして、鍵盤を押さえているだけで動き続けるパッドを作る。
できあがり
[5]・[7]・[9](Cのコード)を押さえると、ふわっと立ち上がり、明るさがゆっくり波打ち、離すと余韻を残して消える。
| セクション | つまみ | 位置 |
|---|---|---|
| VCO | VOICE/OCTAVE |
POLY/8' |
| VCO | DETUNE/PORTAMENTO/EG INT |
左いっぱい/左いっぱい/左いっぱい |
| VCF | CUTOFF/PEAK/EG INT |
12時/9時/左いっぱい |
| LFO | RATE/PITCH INT/CUTOFF INT |
9時/左いっぱい/11時 |
| EG | ATTACK/DECAY/RELEASE/SUSTAIN |
1時/2時/右いっぱい |
| DELAY | TIME/FEEDBACK |
2時/10時 |
鍵盤の第2機能は、LFOの波形が三角波(TRI、5)、TRIGGER SYNC(7)がオフ。ほかは基準位置のまま。
始める前
- 入門コースのステップ1の基準位置に、つまみをそろえておく。このコースのステップは、どれも基準位置から始める。
- このステップではシーケンスを録らない。
[PLAY]は押さない。
手順
1. 和音が鳴ることを確かめる
[VOICE]がPOLYになっていることを確かめる。[5]、[7]、[9]を同時に押さえ、3音の和音(C・E・G)が鳴ることを聴く。[3]、[5]、[7](A・C・E)と、[1]、[3]、[5](F・A・C)も押さえて、コードが変わることを確かめる。
2. 立ち上がりと余韻を長くする
[ATTACK]を1時にする。和音を押さえると、音量がゆっくり上がってくる。[DECAY/RELEASE]を2時にする。和音を離しても、すぐには消えずに余韻が残る。[SUSTAIN]は右いっぱいのまま。押さえている間は、上がりきった音量を保つ。
3. 明るさをゆっくり揺らす
[CUTOFF]を12時に下げ、[PEAK]を9時にする。のこぎり波の角が取れ、やわらかくなる。[FUNC]を押しながら[5](TRI)を押し、LFOの波形を三角波にする。[FUNC]を押しながら[7](TRIGGER SYNC)を押し、鍵盤7の下のLEDが消えるようにする。点いたら、もう一度押して消す。[RATE]を9時にし、[CUTOFF INT]を11時まで上げる。和音を押さえ続けると、明るさが数秒の周期で波打つ。[TIME]を2時、[FEEDBACK]を10時にして、和音の後ろに薄く残響を足す。
4. DETUNEを試して戻す
- 和音を押さえながら、
[DETUNE]を少しずつ右へ回す。POLYでは3つのVCOが別々の音を受け持つので、ずらすと和音の響きが濁っていく。どこまでなら気持ちよく聞こえるかを確かめる。 [DETUNE]を左いっぱいに戻す。[5]、[7]、[9]を押さえて「できあがり」の鳴り方になっていることを確かめ、パネルの写真を撮る。
設定の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
ATTACK |
12時〜2時。長いほどパッドらしいが、速いテンポでは立ち上がる前に次のコードが来る |
DECAY/RELEASE |
SUSTAINが右いっぱいなら、ほぼ離したあとの余韻の長さとして効く |
CUTOFF INT |
10時〜12時。上げすぎるとワウのように聞こえ、パッドの落ち着きが消える |
| 和音の押さえ方 | 3音ちょうど。4音目を押すと、どれかの音が鳴らなくなる |
使いどころ
- 曲の頭やブレイクで、コードを1つ長く鳴らす。
- 外部機材連携コースでDigitaktから3音コードを送るときの、受け側の音色にする(Volca Keysに3音コードを弾かせる)。
注意点・失敗例
- 4音目の扱い。 マニュアルにはPOLYで「3音まで」とだけあり、4音目を押したときにどの音が止まるかは書かれていない。押さえるのは3音までにする。
- POLYでの
DETUNE。 マニュアルの説明は「VCO 1〜3それぞれの音程のずれを設定する」まで。POLYで和音がどう濁るかは、手順4で耳で確かめる。 - LFOは1つだけ。 3音とも同じLFOで揺れる。音ごとに別の揺れ方にはできない。
ATTACKとDECAY/RELEASEは、音量とカットオフの両方に掛かる。 ここではVCF EG INTを左いっぱいにしてカットオフへの効きを止めている。上げると、立ち上がりに合わせて明るさも動く。
関連
公式マニュアル
- KORG volca keys Owner's Manual — VCO(VOICE knob:POLY、DETUNE knob)、VCF、LFO、EG、DELAY、FUNC button(LFO settings)