Digitakt › シーケンサーで曲を作る — レッスン 2 / 7
PRE条件で因果関係のあるフレーズを作る
行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
独立してランダムに鳴る音ではなく、「きっかけが鳴ったら、その返答が続く」フレーズを1トラック内に作るチュートリアル。PREは同じトラックで直前に評価された条件トリガーの成否を受け取るため、確率トリガーを親にすると、複数の返答音をまとめて出し分けられる。
ゴール
Track 7に短いパーカッションまたは音程の分かる短いサンプルを置き、3ステップの返答を持つフレーズを作る。親トリガーが通った周だけ、返答も続く。
Step: 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 T7: - - P - - R - - - R - - - R - - COND: 50% PRE PRE PRE
P:親になるきっかけR:親への返答。親が通った周だけ鳴る
準備
- これまで作ったドラムとベースのパターンを開く。
[TRK]+[7]でTrack 7を選ぶ。[SRC]を押し、短いパーカッションや短い音色のサンプルを読み込む。探し方はファクトリーサンプルを探して読み込むを参照。[RECORD]を押してGRID RECORDINGを有効にする。
低音が詰まらないよう、ここではキックやベースではなく、短いパーカッション、クリック、スタブのような音を選ぶ。
手順
1. 親トリガーを置く
[TRIG 3]を押して、ステップ3にトリガーを置く。[TRIG 3]を押し続け、TRIG PARAMETERSのCONDをDATA ENTRYノブDで50%にする。
このステップがフレーズの親になる。周回ごとに半分程度の確率で鳴り、その成否を後続のPREトリガーが受け取る。
2. 返答トリガーを置く
[TRIG 6]、[TRIG 10]、[TRIG 14]を押してトリガーを置く。- 各トリガーを押し続け、TRIG PARAMETERSの
CONDをDATA ENTRYノブDでそれぞれPREにする。
PREは、同じトラックで最も直近に評価された条件トリガーが成功したときだけ通る。PRE同士は評価対象として無視されるため、この配置ではステップ6、10、14のすべてがステップ3の50%に従う。
3. 返答に高低を付ける
[TRIG 6]を押したまま、[TRIG]ページのNOTE(ノブA)または[SRC]ページのTUNE(ノブA)を少し下げる。[TRIG 10]は基準の音程のままにする。[TRIG 14]は少し上げる。
同じサンプルでも、返答に音程差を付けると「きっかけ → 応答 → 着地」と聞こえやすくなる。音程ではなく、[FLTR]ページのFREQを段階的に変えてもよい。
4. 再生して役割を聴く
[RECORD]を押してGRID RECORDINGを終了する。[PLAY]で数周再生する。
ステップ3が通った周は、6・10・14も続けて鳴る。通らなかった周は、返答もまとめて休む。各ステップが別々に確率抽選されるのではなく、ひとつの判断から短いフレーズが生まれるのが狙い。
調整案
- 親を
25%にして、たまにだけ現れるフィルにする。 - 親を
75%にして、基本は鳴るが時々抜けるリフにする。 - 返答を2つだけにして、短いコール&レスポンスにする。
- 返答の最後(ステップ14)だけ
[FLTR]のFREQを高くして、次の小節へ抜けるアクセントにする。
注意点・失敗例
- 返答は親より後のステップに置く。
PREはその時点までに評価された条件しか参照できない。 PREが参照するのは同じトラックの条件トリガー。別トラックのキックに反応させたい場合は、NEI条件を使う。- 途中に別の通常の条件トリガーを追加すると、それ以降の
PREはその新しい条件を参照する。親と返答の間には、別の条件トリガーを挟まない。 PREはトラック全体のPROB設定ではなく、トリガーごとの条件の成否を参照する。親には必ず50%などの条件を設定する。
保存
音量と鳴る頻度を確認したら、[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]でパターンを恒久保存する。[FUNC] + [YES]は試行用の一時保存であり、恒久保存にはならない。SAVE TO PROJを使えない場合は、先に[FUNC] + [SETTINGS]からプロジェクトを一度保存する。
関連
- 条件トリガーとFill
- パラメータロック
- 条件トリガーで1パターンを4周展開する
- NEI条件でキックに反応するパーカッションを作る