機材一覧 › 機材の連携 › P-6×Digitaktコース — レッスン 1 / 3
DigitaktのコードでP-6のGRANULARを弾く
行き先の無くなったメモ
本文の改稿で、書いたときの手順が見つからなくなったメモです。内容を確かめて不要なら削除してください。
ねらい
P-6のGRANULARを、DigitaktのMIDIトラックから3音のコードで弾く。コード進行と、GRANULARの読み位置(Head Position)や粒の長さ(Grain Size)を、Digitaktのパラメータロックでステップごとに打ち分ける。
P-6だけでは、GRANULARの手弾きもつまみの動きもパターンに残らない。Digitaktに弾かせると、両方がDigitaktのパターンとして保存され、何度でも同じに鳴る。
できあがり
Step : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 Chord: Cm - - - - - - - A♭ - - - - - - - CC19 : 読み位置A 読み位置B(Head Position) CC23 : 粒を短く(Grain Size)
始める前
- P-6をDigitaktから鳴らして再サンプリングするの配線にする。DigitaktのMIDI OUTからP-6のMIDI IN、P-6のMIX OUTからDigitaktのINPUT L/Rへつなぎ、スピーカーはDigitaktのMAIN OUTにつなぐ。
- クロックの親はDigitakt。
[SETTINGS] > MIDI CONFIG > SYNCでCLOCK SENDとTRANSPORT SENDを有効にし、P-6のMIDI Clock Sync(SYnC)を÷iDiかAUtOにしておく。 - P-6の
GRANULARには、P-6テクニックコースのステップ2で作ったリードの設定を使う。まだなら、伸ばしたコードや声のPadを素材にする。
先に理解すること
P-6は、受け取るMIDIチャンネルを用途ごとに分けている(初期値はマニュアルのMIDI実装表)。
| P-6の設定 | 初期値 | 受けるもの |
|---|---|---|
S.CH(Sampler MIDI Channel) |
11 | ノートでPadを鳴らす(C3〜B6が48Pad)。音程は付かない |
A.CH(Auto MIDI Channel) |
15 | 選んでいるPadかGRANULARを音階で弾く。CCも受ける |
G.CH(Granular MIDI Channel) |
4 | GRANULARのパラメータをCCで受ける |
このステップではA.CHを使う。DigitaktのMIDIトラックを15チャンネルにすれば、P-6の[GRANULAR]を選んでおくだけで、Digitaktのノートがそのまま音程になる。GRANULARのCCもA.CHで受けられる(Ver.1.02以降はG.CHでも受ける)。
使うCC(P-6のCCマップより):
| CC | GRANULARのパラメータ |
|---|---|
| 19 | Head Position(読む位置) |
| 23 | Grain Size(粒の長さ) |
| 25 | Spread(ばらつき) |
| 74 | Filter Cutoff Frequency |
手順
1. P-6をGRANULARで待たせる
[P-6: GRANULAR]を押してGRANULARを選ぶ。[P-6: SHIFT]+[P-6: OCT+ (MENU)]でメニューを開き、A.CHが15になっていることを確かめる。違えば15にする。[P-6: SHIFT]+[P-6: GATE]でPoLyにする(GRANULARで効くかはマニュアルに明記がない)。
2. MIDIトラックBを15チャンネルにする
[TRK]+[TRIG 10]でMIDIトラックB(トラック10)を選ぶ。[SRC]を開き、[FUNC]を押しながらDATA ENTRYノブAを押してCHANを有効にし、回して15にする。
トラック9(MIDIトラックA)は、レシピでP-6のPadを鳴らすのに使っている。GRANULARは別のトラックに分けておくと、ステップ3で別々にミュートできる。
3. 3音のコードを置く
[TRIG]ページを開き、NOT1のDATA ENTRYノブAをC4(48)にする。NOT2のノブBを+3、NOT3のノブCを+7にする。Cマイナーになる。LENのDATA ENTRYノブFを8ステップぶんにする。[RECORD]でグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 1]と[TRIG 9]を押す。[TRIG 9]を押し続けながらNOT1のノブAをG#3(44)にし、NOT2のノブBを+4にする。A♭メジャーになる。[RECORD]でオフにし、[PLAY]で再生する。P-6のGRANULARが2つのコードを弾けば成功。
音の高さが原音から離れすぎて聴こえるときは、NOT1を1オクターブずつ動かして、気持ちのよい高さを探す。NOT4は使わない(GRANULARは4音までなので、余裕を残す)。
4. Head PositionとGrain SizeをCCで打ち分ける
[AMP]を開き、SEL1のDATA ENTRYノブAを19、SEL2のノブBを23にする。[FLTR]を開き、[FUNC]を押しながらノブAとノブBを押して、VAL1とVAL2を有効にする。- 再生しながらノブA(
VAL1)を回し、P-6の読む位置が動くことを確かめる。1つ目のコードに合う位置で止める。 [RECORD]でグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 9]を押し続けながら、ノブA(VAL1)を別の位置に、ノブB(VAL2)を小さく(粒を短く)する。[RECORD]でオフにし、2つ目のコードだけ質感が変わることを確かめる。
DigitaktからCCを送ると、P-6のノブの位置とは関係なく値が変わる。手でノブを回すと、次のCCが届くまではノブの値になる。
5. ベロシティで粒の強さを変える
[RECORD]でグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 9]を押し続けながら、[TRIG]ページのVELのノブを小さくする。[RECORD]でオフにし、2つ目のコードが弱く鳴ることを確かめる。
P-6はMIDIのNote Onのベロシティを受け取る。
使いどころ
- GRANULARのコード進行とつまみの動きを、Digitaktのパターンとして保存する。
- P-6のGRANULARを、Digitaktの8トラックとは別の「9本目の楽器」として足す。
- 気に入ったら、外部の音をDigitaktへ録るときと同じ手順で、
IN L+Rから録ってDigitaktのサンプルにする。
注意点・失敗例
- 音が止まらない。 Digitaktの
LENで音が止まるかは未確認(実機で要確認)。伸びっぱなしになるなら、P-6で[P-6: SHIFT]+[P-6: G (VOICE)]を開き、t.EnvをADRにして、t.dCy(Decay)で長さを決める。 - Padが鳴ってしまう。
A.CHは「選んでいるPad」を弾く。P-6でサンプルPadを押すと、そのPadが音階で鳴る。GRANULARを弾くときは、最後に[P-6: GRANULAR]を押しておく。 - 音が出ない。 DigitaktのMIDIトラックの
CHANは、初期状態では無効。[FUNC]を押しながらノブを押して有効にする。P-6の音が聴こえないときは、P-6のMIX OUTがDigitaktのINPUTに入っているか、Digitaktの外部ミキサー([FUNC]+[LFO]の3/3)の入力レベルを確かめる。 - CCが効かない。 CC番号はP-6のCCマップによる。Ver.1.01では
A.CHでしか受けないので、DigitaktのMIDIトラックBはA.CH(15)のままにする。 - 4音を超えると途切れる。 前のコードの余韻が残っている間に次のコードが来ると、4音を超える。
LENをコードの間隔より短くするか、t.rEL(Release)を短くする。 - P-6のMIDI端子はTRSミニ。Roland指定のTRS/MIDIケーブルを使う。
関連
- P-6をDigitaktから鳴らして再サンプリングする
- Volca Keysに3音コードを弾かせる — 同じコードの組み方を別のシンセで
- MIDIトラック
- P-6のGRANULAR
- P-6:Digitaktと組む