機材一覧 › Korg Volca Keys › 順番に進めるVolca Keysシーケンサー応用コース — レッスン 1 / 5
Volca Keys:M8を読み出してSTEP TRIGGERとSMOOTHを聴き比べる
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ねらい
入門コースのベース(M8)を、このコースの作業用の席M6に写してから加工を始める。M8は書き換えないので、いつでも入門コースの版に戻れる。そのうえで、録ったシーケンスの鳴り方を変える2つのスイッチを聴き比べる。
- SMOOTH:Motion Sequenceで記録したつまみの値を、ステップの頭でなめらかにつなぐか、ステップごとの段で変えるか。
- STEP TRIGGER:ステップの頭でEGを強制的に鳴らし直す。
できあがり
- M6に、M8と同じベースライン(
CUTOFFのMotion Sequenceを含む)が書き込まれている。 - SMOOTHのオン・オフで
CUTOFFの動きがどう変わるか、STEP TRIGGERがこのラインでは目立たない理由を、耳で分かっている。
始める前
- 入門コースのステップ7で、M8にベースラインを書き込んであること。
- 入門コースのステップ4の写真の位置に、つまみをそろえる。
CUTOFFはMotion Sequenceで動くので、10時にしておく。 - M6をこのコースの席にする。 書き込むと、M6にあったシーケンスは上書きされて戻せない。M6を残したいときは、消えてもよい別の席に読み替える(M7は音色別コース、M8は入門コースで使う)。
手順
1. M8を読み出してM6に写す
[MEMORY]を押してから[8]を押し、M8を読み出す。[PLAY]で再生し、入門コースのベースラインとCUTOFFの動きが鳴ることを確かめる。[PLAY]で止める。[FUNC]を押しながら[MEMORY](WRITE)を押し、続けて[6](M6)を押す。今のシーケンスがM6に書き込まれる。[MEMORY]を押してから[6]を押してM6を読み出す。このコースでは、ここから先はM6を加工する。
2. SMOOTHを聴き比べる
[FUNC]を押しながら[1](ON/OFF)を押し、Motion Sequenceがオンになっている(鍵盤1の下のLEDが点く)ことを確かめる。消えたら、もう一度押して点ける。[PEAK]を1時まで上げる。カットオフの位置が変わったことが、クセとして聞き取りやすくなる。[FUNC]を押しながら[9](1/2)を押し、テンポを半分にする。1ステップが長くなり、値の変わり目が聞き取りやすくなる。[PLAY]で再生する。[FUNC]を押しながら[2](SMOOTH)を押して、オンとオフを1周ずつ聴き比べる。オンでは明るさがなめらかに開き、オフではステップごとに段になって開く。- 段のほうが好みならオフ、なめらかなほうが好みならオンのままにする。
[PLAY]で止める。 [FUNC]を押しながら[8](1/1)を押してテンポを等倍に戻し、[PEAK]を入門コースのステップ4の位置に戻す。
3. STEP TRIGGERを聴き比べる
[ATTACK]を11時まで上げる。音の立ち上がりがゆっくりになり、EGが鳴り直したかどうかが聞き取りやすくなる。[PLAY]で再生する。[FUNC]を押しながら[12](STEP TRIGGER)を押して、オンとオフを1周ずつ聴き比べる。- このラインは短い音が1ステップおきに並んでいるので、オンとオフの違いは小さい。STEP TRIGGERの違いがはっきり出るのは、1つの音が何ステップにもまたがって伸びているとき。ステップ2で、そういう長い音を録って聴き比べ直す。
[FUNC]を押しながら[12]を押してSTEP TRIGGERをオフに戻す。[PLAY]で止め、[ATTACK]を入門コースのステップ4の位置に戻す。
設定の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| SMOOTHを聴き比べるとき | PEAKを上げ、テンポを1/2にすると違いが分かりやすい。比べ終えたら戻す |
| SMOOTHのオン・オフ | ゆっくり開くフィルターならオン。リズムに合わせてパキッと切り替えたいならオフ |
| STEP TRIGGERを聴き比べるとき | ATTACKを上げると、鳴り直しが「立ち上がり直し」として聞こえる |
使いどころ
- 加工を始める前に、元の版(M8)を残したまま作業用の席へ写す。ほかのシーケンスでも同じ手順で使える。
- SMOOTHを切って、
CUTOFFの動きをステップのリズムに合わせた段にする。
注意点・失敗例
- M6に書き込むのは手順1の3の1回だけ。 書き込み先の鍵盤を押し間違えると、その席が上書きされて戻せない。
[6]を押す前に、指の位置を確かめる。 - STEP TRIGGERはFLUXがオフのときだけ使える。 入門コースのステップ7でFLUXをオンにしたままだと効かない。
FUNC+ 鍵盤14の下のLEDが消えていることを確かめる。 - SMOOTHの説明。 マニュアルには「Motion Sequenceがオンのとき、記録したつまみの値がステップの頭でなめらかに変わる。オフのときはステップごとに記録した値に変わる」とある。手順2で聴いた結果と食い違う場合は、聴いた結果を写真と一緒に残す。
- テンポの1/2を戻し忘れる。 次のステップで録音するときに遅いまま録れてしまう。
FUNC+ 鍵盤8の下のLEDが点いていることを確かめる。
関連
- シーケンサーとMotion・FLUX
- メモリーとシーケンスの初期化
- Volca Keys:Motion SequenceでCUTOFFを動かす — M8の
CUTOFFの動きを記録したステップ
公式マニュアル
- KORG volca keys Owner's Manual — MEMORY button、Motion sequencing(FUNC + ON/OFF、SMOOTH)、Step triggering、Tempo settings