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Digitakt › 順番に進める入門コース — レッスン 1 / 8

はじめての1パターンを作る段階的チュートリアル

未検証手順 0 / 20 完了

ねらい

キック、スネア、ハイハットだけで16ステップの4つ打ちを作り、Digitaktの基本的な流れを一度通す。ここでは「音を選ぶ → 打ち込む → 1ステップだけ変える → Fillを加える → 保存する」を順番に行う。

できあがり

Step : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
Kick : X  -  -  -  X  -  -  -  X  -  -  -  X  -  -  -
Snare: -  -  -  -  X  -  -  -  -  -  -  -  X  -  -  -
Hat  : -  X  -  X  -  X  -  X  -  X  -  X  -  X  -  X

始める前

  • このチュートリアルは、16ステップ・1ページ・全トラック共通の1Xスケールを前提にする。長いパターンやトラックごとのスケールを使っている場合は、空きパターンを選んでからパターン長・スケール・スイングを確認する。
  • 現在のプロジェクトに、キック、スネア、クローズドハイハット用のサンプルを読み込んでおく。まだの場合はサンプルをトラックへ読み込むを先に行う。
  • 既存パターンを編集する場合は、最初に[FUNC] + [YES]で一時保存する。うまくいかなければ[FUNC] + [NO]で戻せる。恒久保存すると元のパターンを上書きするため、残したい場合は空きスロットへ複製してから進める。
  • 以下ではオーディオトラック1をKick、2をSnare、3をHatとして使う。空いている別トラックでもよい。

手順

1. 3つの音をトラックへ割り当てる

  1. [TRK] + [TRIG 1]でトラック1を選び、[SRC] → DATA ENTRYノブDでキックを選んで[YES]を押す。
  2. 同じ手順で、トラック2にはスネア、トラック3にはクローズドハイハットを割り当てる。
  3. 各トラックを選び、[TRIG]キーを押して音が出ることを確認する。

音選びで迷ったら、まずは短く輪郭のはっきりしたサンプルを選ぶ。後からいつでも差し替えられる。

2. キックを4つ打ちで入力する

  1. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。
  2. [TRK] + [TRIG 1]でトラック1を選ぶ。
  3. [TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]を押す。
  4. [PLAY]を押し、4拍ごとにキックが鳴ることを確認する。

間違えたステップは、同じ[TRIG]キーをもう一度押すと消せる。

3. スネアとハイハットを重ねる

  1. [TRK] + [TRIG 2]でトラック2を選び、[TRIG 5]と[TRIG 13]を押す。
  2. [TRK] + [TRIG 3]でトラック3を選び、偶数の[TRIG 2]、[TRIG 4]、[TRIG 6]、[TRIG 8]、[TRIG 10]、[TRIG 12]、[TRIG 14]、[TRIG 16]を押す。
  3. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオフにし、少なくとも2周ぶん再生して聴く。

ここまでで、キックが拍の骨格、スネアが2拍目と4拍目、ハイハットが裏拍を担当する基本ループになる。

4. 1ステップだけ音を変える

  1. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにする。
  2. ハイハットのトラックを選び、[TRIG 16]を押し続ける。
  3. [FLTR]を開き、FREQのDATA ENTRYノブEを少し下げる。
  4. [RECORD]をオフにし、16ステップ目だけ、他より暗いハイハットになったことを再生して確認する。

これがパラメータロックの基本。グリッドレコーディングがオフのまま[TRIG]を押しながらノブを回すと、ロックは付かずトラック全体の値が変わる。変化を増やす前に、どのステップが変わったか耳で追える程度に留める。

5. 必要なときだけ鳴るFillを加える

  1. [RECORD]をオンにし、スネアのトラックで[TRIG 15]と[TRIG 16]を追加する。
  2. それぞれの[TRIG]を押し続け、TRIG PARAMETERSのCONDをFILLにする。
  3. [RECORD]をオフにして再生する。通常時は、追加した2音が鳴らないことを確認する。
  4. [YES] + [PAGE]を押し、次の1周だけ最後の2音が加わることを確認する。

フィルが大きすぎると感じたら、追加したステップを押し続けてVELを下げるか、トラック全体のAMP音量を少し下げる。

6. 残すか、試し直すか決める

  • 残す場合:[SETTINGS] → PATTERN → SAVE TO PROJ → WHOLE PATTERN → [YES]でパターンを保存する。SAVE TO PROJを使えない場合は、先に[FUNC] + [SETTINGS]からプロジェクトを一度保存する。
  • 試し直す場合:一時保存していた状態へ[FUNC] + [NO]で戻す。

一時保存と恒久保存は別物。気に入った結果を残したいときは、必ずSAVE TO PROJを実行する。

次に試すこと

  1. ファクトリーサンプルを探してベースへ読み込むで、次に使う低音サンプルを見つける。
  2. ハイハットの4、8、12、16ステップだけパラメータロックで少し暗くする。
  3. 1パターンからブレイクを作るで、同じループに展開を付ける。

注意点・失敗例

  • 音が鳴らないときは、最初にトラック、サンプルの割り当て、トリガーの順で確認する。
  • FILL条件のトリガーは、Fillを有効にするまで通常再生では鳴らない。壊れたトリガーではない。
  • パターンの変更は、SAVE TO PROJを行うまで+Driveに恒久保存されない。別のプロジェクトをロードする前に保存する。

関連

公式マニュアル