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Roland P-6 › 操作と機能

サンプルとパターン

未検証

P-6を「録る → 整える → 演奏する → パターンにする → 保存する」の順で使うための入口。

まず全体をつかむ

P-6では、サンプルとパターンを分けて考える。

サンプル:音声データ + Padごとの再生・加工設定
パターン:どのPad/GRANULARを、いつ、どんな強さ・長さで鳴らすか

何が全パターンへ効き、何がパターンごとか

P-6では、ここを混同すると「別パターンまで変わった」と感じやすい。先に保存単位を分けて考える。

変更するもの 保存単位 使い方の判断
サンプルPadの音声、ChoP、VOICE、Filter、P.ENV、MIXER、Mute Group、出力バス Pad。全パターンで共通 元の鳴りを残したければ、先に別の空Padへコピーする。
ノート、Probability、Gate、Micro-timing、Sub Step、Step Motion Pattern 同じPadを使ったまま、パターンごとにリズムと変化を作れる。
Pad/GRANULAR Padのミュート、GRANULARの音色、Pattern Tempo Pattern イントロとドロップで鳴らすものや質感を分けるのに使う。
MFXの種類・パラメータ Effect設定 WRITEでEFCtを保存する。Step Motionには記録できない。

目的から入口を選ぶ

機能名から探すより、まず「何を残し、何を変えるか」で入口を選ぶ。迷った場合は、下の上から順に試す。

やりたいこと 先に触る場所 重要な考え方
その場の音をキットへ入れる サンプルを録る 空Padへ録る。既に音があるPadへは直接録音できない。
1素材をフィルや別フレーズにする Chop:原音・Chop・GRANULARの3役 原音を残したいなら、Chop前に別Padへコピーする。
ループを毎周少しずつ変える Probability・Sub Step・Micro-timing Probability=鳴るか、Sub Step=何回、Micro-timing=いつ鳴るか。
長い素材をパッドやドローンにする GRANULAR まずHead PositionとGrain Sizeを決め、ランダムさは最後に足す。
ライブ中の良い変化を残す 内部リサンプリング MFX操作はMotion保存できないため、内部出力を新Padへ録る。
限られたPad数で音色を増やす Step Sampling / Chop Step Samplingは別々に録った音を1Padへ集め、ChoPは1つの波形を等分割する。
ループを次の小節へつなぐ Step Motion サンプルを複製せず、ステップごとに読む位置と長さを変える。
ライブで壊して、確実に戻る 出力バスとEFFECT GRAB キックはBUS A/Bに残し、EFFECT GRABとStep Loopは離せば戻る。

組み合わせの出発点

やりたいこと 使う組み合わせ
即席のドラムキットを作る Step Sampling → [KYBD]で試聴 → Step入力。
1ループを曲の展開へ変える 原音/Chop/GRANULARへ役割分担 → Step Motion → dUPL。
同じパターンを少しずつ変える Probability → Sub Step → Micro-timingの順で1要素ずつ追加。
ハットを自然に開閉する Mute Group → クローズド/オープンハットを交互に配置。
ライブの事故を戻せる形にする Step Loop + EFFECT GRAB + キックのBUS分離。
良いMFX操作を次の曲展開にも使う Internal Resampling → 新Padをフィルまたはブレイクに置く。
同じパターンでキットを比較する Pad Swap → シーケンスはそのままA/B試聴。

使う前の確認:System Program Ver.1.02

2026-07-19時点でRolandが配布している現行System ProgramはVer.1.02。[PATTERN]を押しながら電源を入れると本体バージョンを確認できる。Ver.1.02では、鍵盤を保持する操作、GRANULARの状態表示、MIDI CC受信、Micro-timing編集などが改善されている。

関連

公式マニュアル