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Volca KeysのシーケンスをDigitaktのクロックで走らせてサンプルにする

未検証最終更新 手順 0 / 24 完了

ねらい

ステップ2では、DigitaktのMIDIトラックからVolca Keysのノートを鳴らした。ここでは逆に、Volca Keys自身のシーケンサーで作ったベースライン(Volca Keys入門コースで書き込んだM8)を使う。Digitaktのクロックで走らせ、Digitaktのテンポと再生・停止に合わせる。そのまま1小節を録音してサンプルにすれば、Volca Keysを外しても鳴る。

できあがり

Digitakt MIDI OUT ──→ Volca Keys MIDI IN      (クロックと再生・停止だけ。ノートは送らない)
Volca Keys ヘッドホン端子 ──→ Digitakt INPUT L/R (音)

録音後 : Track 8 = Volca KeysのM8を1小節録ったサンプル

始める前

  • ステップ1の配線と、DigitaktのCLOCK SEND・TRANSPORT SENDがオンのままであること。
  • Volca Keys入門コースのステップ7で、M8にベースラインを書き込んであること。Active Stepで抜いたステップは、全部オンに戻してあること。
  • Digitaktで空きパターンを選ぶ。トラック1にキックのサンプルを割り当て、トラック8を空けておく。MIDIトラックにトリガーの無いパターンにする。トリガーがあると、そのノートもVolca Keysへ届いて二重に鳴る。
  • [FUNC] + [YES]で一時保存しておく。

手順

1. Volca KeysのM8を用意する

  1. [Volca Keys: MEMORY]を押してから[Volca Keys: 8]を押し、M8を読み出す。
  2. [Volca Keys: FUNC]を押しながら[Volca Keys: 8](1/1)を押し、テンポの倍率を等倍にする。
  3. [Volca Keys: VOLUME]を半分ほどにし、[Volca Keys: PLAY]で単体で鳴らしてM8のラインを確かめる。[Volca Keys: PLAY]で止める。

2. Digitaktのクロックで走らせる

  1. [TRK] + [TRIG 1]でトラック1を選ぶ。
  2. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 1]、[TRIG 5]、[TRIG 9]、[TRIG 13]にトリガーを置く。[RECORD]を押してオフにする。
  3. [PLAY]を押す。Digitaktのキックと同時に、Volca KeysのM8が頭から鳴り始めることを確かめる。
  4. [TEMPO]を押し、LEVEL/DATAノブでテンポを変える。Volca Keysのラインも同じ速さに変わることを確かめる。
  5. [STOP]で止める。Volca Keysも止まることを確かめる。

Volca Keysは初期設定(MIDI Clock SrcがAuto)のままなら、MIDIクロックが届くとそれに従う。再生はいつもシーケンスの頭から始まるので、Digitaktの1拍目とVolca Keysのステップ1がそろう。

3. 1小節を録音する

  1. 再生を止めた状態で[SAMPLING]を押す。
  2. DATA ENTRYノブGで、録音元をIN L+Rにする。
  3. DATA ENTRYノブEで、RLENを16にする。
  4. [Volca Keys: VOLUME]を、一番大きい音でも入力メーターが振り切れない位置にする。
  5. DATA ENTRYノブFで、THRを無音のときのノイズより少し上にする。
  6. [YES]を押してアームする。
  7. [PLAY]を押す。Volca Keysのステップ1の音で録音が始まる。
  8. 16ステップを録ると録音が止まり、トリム画面が開く。[STOP]で再生を止める。

4. 保存してトラック8で鳴らす

  1. [FUNC] + [YES]でプレビューし、[LEFT]でループ再生をオンにして、終わりから頭へのつながりを聴く。
  2. つながりが悪ければ、DATA ENTRYノブAでTRIM START、ノブCでTRIM ENDを少しずつ動かす。
  3. [YES]でトリムを確定し、もう一度[YES]で保存へ進む。名前を付けて[YES]で確定する。
  4. 割り当て先のトラックを聞かれたら[TRIG 8]を押し、トラック8へ割り当てる。
  5. [TRK] + [TRIG 8]でトラック8を選ぶ。
  6. [TRIG]ページを開き、LENのDATA ENTRYノブCを1小節ぶんの長さにする。
  7. [RECORD]を押してグリッドレコーディングをオンにし、[TRIG 1]を押してトリガーを置く。[RECORD]を押してオフにする。
  8. [Volca Keys: VOLUME]を左いっぱいにしてから[PLAY]で再生し、Volca Keysの音を消してもトラック8だけでベースラインが鳴ることを確かめる。

使いどころ

  • Volca Keysの鍵盤で弾いたラインやMotion Sequenceを、Digitaktで切り刻める素材にする。
  • Volca Keysを外して、次の機材をつなぐ前に素材として残す。

注意点・失敗例

  • ループの長さが合わない。 Active Stepでステップを抜いたシーケンスや、テンポを1/2・1/4にしたシーケンスは、Digitaktの1小節と長さが合わない。入門コースのステップ7で全部のステップをオンに戻し、この手順1で1/1にする。
  • Volca Keysが走らない。 Volca Keysのグローバル設定でMIDI Clock SrcがInternalになっていると、クロックを無視する(MIDI・同期とグローバル設定)。
  • ノートが二重に鳴る。 Volca KeysのMIDIチャンネルと同じチャンネルのMIDIトラックに、トリガーが残っている。空きパターンで行う。
  • DELAYの余韻が切れる。 16ステップを過ぎた余韻は録音に入らない。ループの頭では、前の小節の余韻が無いぶん途切れて聞こえることがある。気になるときは[Volca Keys: FEEDBACK]を左いっぱいにして録る。
  • THRが低すぎると、ノイズで録音が早く始まる。高すぎると、ステップ1の音の頭が欠ける。

次に試すこと

  1. Sliceで組み替えるで、録ったベースラインを並べ替える。
  2. Volca KeysをDigitaktでコード演奏するで、POLYのコードと組み合わせる。

関連

公式マニュアル